【スポンサー記事】文献検索ツール「Kopernio(コペルニオ)」のご紹介

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: 本記事はクラリベイト・アナリティクスが作成したものです。本記事の公開によってその内容を保証するものではありません。


Clarivate Analyticsのフルテキスト取得ツール『Kopernio』は、Google ChromeやFirefox等のウェブブラウザ上で使用できる、無料のプラグインツールです。

 

欲しい論文が見つからない、所属機関で購読されていない――貴重な研究時間を浪費させる、フルテキスト探しの現状

研究者にとって欠かせない論文検索。しかし質の良い論文のフルテキストへのアクセスには、時として手間がかかります。OPACなどの検索サイトへログインして、検索して結果をクリックして、ダウンロードが可能なサイトへリダイレクトされて、ダウンロードボタンを押したらポップアップブロックに引っかかって……検索を開始してから、フルテキストのダウンロードが完了するまでに平均で15回ものクリックが必要だという調査結果もあるほどです!それでも最終的に望みの文献が入手できればいいのですが、所属大学で購読されていなかったり、苦労して見つけたリンクが切れていたり。最悪、入手を諦めてしまったというご経験をお持ちの方も、少なくないのではないでしょうか?

 

検索の煩わしさに加え、文献入手のための障害になっているのが、電子ジャーナルの購読料の高騰です。2006年から2015年の10年間で、大学のジャーナル購読経費はおよそ2倍に増えました。大学によっては一部ジャーナルの購読を取りやめるところも出ています。

 

検索の手間を厭うばかりに? 海賊版ダウンロードサイトの利用が広がる

このような中で登場してきたのが、2011年にカザフスタンで生まれた海賊版論文共有サイト『Sci-Hub』です。Sci-Hubでは、2018年の時点で、学術ジャーナルに掲載された有料論文のおよそ85%、6,450万件以上もの論文1)を誰もが無料でダウンロードすることができました。海賊版なので当然、有料ジャーナルの出版社などから訴訟を起こされており、これまでに幾つかのドメインが閉鎖されましたが、別のドメインに移っただけで活動は今も続いています。

 

Sci-Hub自身が公開しているログ・データによれば、2015年9月~2016年2月の6か月間で、世界中から約2,800万件以上ものダウンロード要求がありました2)。全体のおよそ2割がアメリカやヨーロッパ諸国を含むOECD加盟国からのリクエストで、日本もリクエスト件数トップ30に入っています。経済的に余裕があり、電子ジャーナルへのアクセス環境も整っているはずの国の研究者さえ、不法なダウンロードに手を染めている現状があるのです。

 

その一方、ヨーロッパのある地域では、期間内に同地域内からSci-Hubを通じてダウンロードされた論文のうち実に75%が、研究者の所属大学等が正式に購読契約を結んだジャーナルに掲載されたものであったことも分かっています。正式な検索・ダウンロードがめんどうくさいばかりに、手軽に探せるSci-Hubに頼る……そんな研究者もどうやら少なくないようです。

 

検索からダウンロードまで最短2クリックで!フルテキスト取得ツール「Kopernio」の魅力

フルテキスト取得ツール「Kopernio」は、Google Chrome、Firefoxなど、複数のブラウザで使える無料プラグインツールです。プラグインをダウンロードしてアカウントを作成したら、あとはWeb of ScienceやPubMedなどの検索ポータルや、出版社のサイト、プレプリントサーバなどを使って、今まで通り論文を探してみてください。論文の検索には、信頼できる国際ジャーナルのみを収録しているWeb of Scienceがお勧めです。

 

ご希望の論文について、ダウンロード可能なフルテキストが見つかった場合、検索結果に『View PDF』ボタンが表示されます。このボタンをクリックするだけで、PDFはあなたの個人用オンラインロッカーにダウンロードされて保存され、必要な時にいつでも閲覧することができます。

 

また、一度自分のロッカーにダウンロードされた論文は、文献管理ソフトに書誌情報をエクスポートしたり、タグ付けして整理したりと、閲覧するだけでなく自由に使えます。ロッカーに保存された論文を対象に、全文検索を行うこともできます。ロッカーの容量は2GB(プレミアム会員特典により拡張した場合。初期容量は100MB)とたっぷりあるので、一度ダウンロードした論文は消す必要がなく、使いたい時にいつでも、何度でも使えます。クラウドストレージサービス「Dropbox」とも連携しており、ご利用されているPCにDropboxアプリをインストールいただくと、PDFファイルをローカルに同期させることも可能です。

※お知り合いの研究者の方などをご紹介いただくと、プレミアム会員に無料で移行されます。

 

日本のウェブサイトでは、J-Stageに対応し、日本物理学会、日本化学会など、複数学会のリポジトリが検索できます。図書館などとの連携も強化しており、皆様のご要望により、対応サイトは随時拡大の予定です。

 

フルテキスト取得ツール「Kopernio」のメリット

  • 最短2クリックでフルテキストに到達:文献検索時間の削減
  • フルテキストを個人用ロッカーに常に保存:再検索の手間を省き、いつでも閲覧可能
  • 個人用ロッカーのデータのエクスポート

 

さらに、所属機関の図書館をKopernioに登録いただくと

  • 所属機関の購読ジャーナルへのキャンパス外からのリモートアクセス

に対応し、所属機関の有料購読リソースをより有効に利用できます。

 

参考文献

1) 『論文海賊サイト Sci-Hub を巡る動向と日本における利用実態』大谷周平・坂東慶太,情報の科学と技術 68巻10号,513-519(2018)

2) 『学術論文違法共有サイトへの日本からのアクセス状況 : Sci-Hubの公開ログ・データを元にして』栗山正光,日本図書館情報学会研究大会発表論文集 64,7—10(2016)

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