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研究者のための効果的なグーグル検索法4選
以前の記事で述べましたが、二重引用符で二つ以上の単語をくくると、検索結果がより限定されます。これは、検索語がこのようにくくられている場合、Googleがそれらの検索語を一つの文字列として扱い、二重引用符でくくられた単語がその順番で掲載されているページだけを表示するからです。つまり、例えば、”regeneration through stem cells” (幹細胞での再生)と入力すると、その特定のフレーズを探します。regeneration, stem, そしてcellsの3つのキーワードの順番が違うウェブページを集めることはしなくなります。この記事では、Google検索をより効率よく行うためのコツをいくつかご紹介します。
1.「完全一致」(Verbatim)ツールを使う。
二重引用符だけでは不十分な場合があります。なぜなら、単語が検索に使われない可能性がありますし、Googleが同義語も含めると判断してしまうこともあるからです。検索エンジンを自分の命じた通りに検索させたいならば、「検索ツール」(Search tools)を使いましょう。検索欄のすぐ下に現れる「検索ツール」タブをクリックし、「全ての結果」(All results)を選び、「完全一致」(Verbatim)をクリックします。
2. 「プライベートブラウジング」に切り替える
検索をカスタマイズするために、Googleは、閲覧履歴、検索に利用されている機器、他のGoogle サービスからのデータを考慮します。これらは、検索結果に影響します。これらの詳細による制約を受けない検索を行うためには、Firefox、Internet Explorerではctrl + shift + p、Chromeではctrl + shift + nのショートカットキーを用いるか、FirefoxではToolsにあるStart private browsing、Internet ExplorerではSafetyのIn Private Browsing、ChromeではMain menu からNew incognito windowを選んで使用しましょう。
3. 検索語を繰り返し入力する
検索単語を一回以上タイプする(例えば、regeneration stem cells stem cellsなど)と、検索結果が変わります。
4. 検索語の順番を変えてみる
単語が二重引用符で囲まれていない場合、単語の順番が結果に影響します。例えば、stem cells regenerationは、regeneration stem cellsとは異なった検索結果をもたらします。
上記の方法が、インターネット検索のお役に立てば幸いです。快適な検索を!
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