開催間近!オープンアクセスウィーク2022
学術文書に誰もが無料で アクセスできるようになれば、科学と社会の進歩に弾みがつくでしょう。自由なアクセスを妨げるペイウォールなどの障壁を取り除き、研究結果を自由に利用できるようにすれば、知識の公平な共有、発見、イノベーションが世界中で促進されます。あなたも、オープンアクセスウィーク2022にぜひご参加ください。
オープンアクセスウィークとは?
毎年 10 月に開催されているオープンアクセスウィークは、研究者、大学、研究機関、出版社に次のような機会を提供しています。
- オープンアクセスのメリットについて詳しく知る
- オープンアクセス運動への支持を再確認する
- 学んだことを仲間と共有する
- 学術出版におけるオープンアクセスのニューノーマル化を後押しする
2008年に立ち上げられたオープンアクセスウィークは、オープンアクセスウィーク諮問委員会と学術出版・学術資源連合(SPARC)が毎年共催しています。
今年のテーマは?
今年のオープンアクセスウィークのテーマは「気候正義のためのオープンデータ(Open for Climate Justice)」です。地球規模の諸問題の解決に役立つさまざまな研究分野の発展にとって、オープンアクセスが重要であることは間違いありません。気候変動とその影響を緩和するための行動が喫緊の課題であることを考えると、気候研究は今まさに注目するにふさわしいテーマです。オープンアクセスによってコラボレーションと知識共有の機会が増加すれば、気候学と環境科学に多大な恩恵があります。このような知識の共有は、学術界だけでなく、非営利団体、権利擁護団体、政策立案者、市民にとっても大きな価値があります。
開催時期はいつですか?
2022年のオープンアクセス ウィークは、10月24~30日にオンラインで開催されます。
どのようなイベントが行われますか?
オープンサイエンスによって気候正義をどのような形で推進できるか、を探求するイベントを開催する予定です。その一部をご紹介します。
- 気候研究と気候データをオープンにするべき理由: 気候研究と気候データの自由な閲覧と利用を可能にすることのメリットとデメリットについて、専門家が議論を交わします。
- オープンアクセスジャーナルでの論文掲載費を得るには: 論文処理費用(APC)を賄うための資金を調達して論文をオープンアクセスで公開する方法について、専門家がアドバイスします。
- その他のリソース: オープンアクセス出版の理解と実践に役立つさまざまな情報や資料をご紹介します。
オープンアクセスウィークは、研究者、ジャーナル、学会、出版社が相互につながり、オープンアクセス出版に関するポリシーやベストプラクティスについて理解を深めるまたとない機会です。オープンアクセスとオープンサイエンスについての意識を高める貴重なイベントを、どうぞお楽しみに。
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