英語力を高めるため、段々と難しい文章を読むようにしよう

英語力を高めるため、段々と難しい文章を読むようにしよう

文章をうまく書けるようになるためには、幅広く読むことがよいことが実証されています。幅広く読むことを通じて正確な言語表現にふれるということは、ある意味では人が母語を学んできた方法に似ています。つまり、正しい言語のパターンを無意識のうちに文章の中から引き出し、母語の文法を自分の中に取り入れるという方法です。同じように、小学校、中学校、高校、大学を通じて、学校教育では、徐々に難しい文章を読み進めることで、だんだんと、最初はいくつかの簡単な語や簡単な文からはじめてより広い語彙、長い文、複雑な構成の文章まで読むことを学んでいきます。
 

この記事では、英語学習にぴったりな初歩的な本を紹介します。いずれもイギリスで発行された、“Quick Reads”と“Oxford Bookworms Library”という役に立つシリーズです。


“Quick Reads”は経験豊富なライターが書いた本です。特に忙しい読者向けの本で、フィクションとノンフィクションの両方が織り交ぜられています。本自体は短く(それぞれ130ページ、わずか2万語) 、スタイルも簡単なものです。例えば、パラグラフが短い (1パラグラフがたったの10行)、文が短い(平均して15 語)、単語も短い (わずかに2音節)のです。
“Oxford Bookworms Library”は“Quick Reads”よりバラエティに富んでおり、有名な本の簡略版や簡易版も掲載されています。また、世界中の作家の作品を短く翻案した"World Stories"から、有名な古典や現代ものをオリジナルのまま載せたThe Collectionまで、いくつかのタイプの物語が含まれています。


どちらのシリーズにも音声版がありますので、読書にとどまらず朗読を聞くことも楽しいかもしれません。リスニングは言語の表現を学び吸収するのに良い方法です。運転中、あるいは別の仕事をしながらオーディオ・ブックを聞くことができるので、本を読む時間を特別に確保する必要がない、という利点もあります。

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