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質問: reject後に同誌に再投稿するか他誌に投稿すべきか悩んでいます。
ジャーナルへの投稿後、 一定の時間がたってから原稿がリジェクトされたとのこと、大変残念です。また、査読者の指摘が、内容ではなく英語に対してであったということも、残念です。しかしながら、ほとんどの著名な国際誌では英語が使われているので、こうしたことは起こり得ることです。さらに、ときには言語や品質以外の理由でリジェクトされることもあります。
そんな中で、編集者が修正後の再投稿を提案してくれたことは、ある意味希望を与えてくれたと言えるでしょう。
ところで、英文校正は実施済みとのことですが、もし他社のサービスを利用されたのなら、私たちの校正サービスの利用を検討してみてください。弊社では、言語だけでなく、原稿全体のブラッシュアップを行なっています。
ご質問の件については、率直に言って、場合によりけりです。同じジャーナルに投稿すれば(この場合、新規の投稿になります)、一度はレビューを受けているので、時間が節約できるでしょう。ただ、同じ査読者が担当になった場合、前回と同じ問題が生じ、英語について指摘されるかもしれません。別の査読者に当たったら、より好意的に見てくれる可能性もありますが、まったく別の指摘がなされる可能性もあります。しかしこれは、新規のジャーナルの編集者や査読者についても言えることです。
判断材料を得るために、原稿の修正が終わった時点で、最初のジャーナルの編集者に連絡を取ってみてはいかがでしょうか。再度リジェクトされた場合にすぐに別のジャーナルに投稿できるように、前回よりも迅速に判定してもらえるよう依頼してみましょう。また、原稿の修正作業を進めつつ、別のターゲットジャーナルに、前回の投稿の詳細を添えて投稿前の問い合わせを行うことも検討してみましょう。別のジャーナルの方が前向きで、最初のジャーナルがそうでもなければ、どちらに投稿すべきかは自ずと決まるでしょう。
以下の記事も参考にしてください。ご健闘をお祈りします!