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質問: Dr.Eddyのお悩み相談: 査読者のコメントが偏見に満ちていると感じた場合の対処法
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回答:
あなたの論文や査読コメントについて詳細を何も知らないので、一般的なことしか示唆することはできませんが、偏ったコメントには大きく分けて2つのタイプがあります。
1. 査読者は論文中に多くの欠陥や誤りを見つけ、それを修正するよう指摘したが、あなたはそれらの指摘が合理的でないと感じている場合。
2. 査読者はあなたの論文に対して完全に否定的で、改善点を明確に指摘することなく論文を否定している場合。
あなたの査読者が前者のケースに該当していたら、どう対処すればよいでしょうか。
1. 査読コメントのポイントに対し一つ一つ、丁寧に回答します。
a. 有益な示唆であれば、コメントが役に立ったことを伝え、コメントに応えて何を修正したかを説明しましょう。回答にあたるページや段落を明示することもお忘れなく。
b. 査読者の示唆に同意できない場合は、その理由や根拠をしっかり組み立て、査読者に説明します。
2. 論文の中で、査読者のコメントに基づいて変更した部分は、査読者が読みやすいようフォントの色を変えるのが一般的です。
査読者のコメントが後者の場合、つまりあなたの論文に極端に否定的なうえ、さしたる根拠も提示されていない場合は、ジャーナルの編集者にそのことを丁寧に伝え、査読者からもっと詳細なアドバイスをもらえないか頼みましょう。極端なケースでは、編集者に一筆書き、査読者のコメントが全く建設的でないことを理由に別の査読者を割り当てるよう依頼することも可能です。
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