研究をもっと快適に！―Researcher.Lifeの活用方法6選

研究はなぜ重要なのでしょうか？研究室で行われている作業や実験は、私たちの世界を本当に変えているのでしょうか？答えは「YES」です。新型コロナウイルスが猛威を振るっている今ほど、その重要性がはっきりと認識されるときはありません。その重要性は、研究のない世界を想像してみれば分かります。医療・教育システムは崩壊し、政府は混乱に陥り、世界はカオスと化して、個人の生活は安定を失うでしょう。テクノロジーを維持・発展させることによって環境を保護し、病気を治し、技術を構築する取り組みの背後には、必ず研究者の勤勉さと粘り強さがあります。

しかし、研究者たちは、1)時間が足りない、2)必要な支援やトレーニングが受けられない、3)投稿論文へのジャーナルの要求水準が高い、といった困難に直面しています。日本人研究者なら、英語も無視できない厚い壁として立ちはだかっているかもしれません。

そのように日々奮闘する研究者の論文出版を20年近くにわたってサポートする中で、私たちは、さらなるサポートを提供できないかと模索し続けてきました。その結果生まれたのが、研究に必要な情報、ソリューション、製品、サービスにワンストップでアクセスできる統合型プラットフォーム、Researcher.Lifeです。

この記事では、研究生活でResearcher.Lifeを活用して頂くための6つの方法をご紹介します。もう、情報やツールを求めてあちこち探す必要はありません。必要なものは、Researcher.Lifeにそろっているからです。Researcher.Lifeを、時間の節約、作業の合理化、出版目標の達成に、ぜひお役立てください。

1. 文献検索を合理化し、自分仕様に設定できる文献検索ツール: RDiscovery

膨大な文献に素早くアクセスでき、検索や整理にかかる時間と手間が大幅に省けるツールです。専門分野や好みのトピックを設定しておくと、関連する文献が毎日３件ずつ自動的にピックアップされます。キーワードに関連する異分野の文献もピックアップされるので、重要文献を見逃しにくくなります。

2. スキルの習得とキャリアアップに役立つオンライン学習コース: RUpskill

論文の執筆や出版のヒント、助成金申請書の書き方、研究の発信方法、学会発表のコツなど、若手研究者からベテラン研究者向けまで、幅広い学習コースがそろっています。

3. AI技術を活用した原稿評価ツール: RPubsure

投稿前の論文の出来栄えを手軽にチェックできる、AI技術を活用したツールです。評価レポートで弱い箇所を把握し、修正とチェックを繰り返して論文を磨き上げましょう。プロバージョンには剽窃チェック機能もあります。

4. ターゲットジャーナルを見つけるのに役立つGlobal Journal Database

論文の投稿先に悩んだら、こちらをチェックしましょう。オープンアクセスジャーナルでも、従来の購読型ジャーナルでも、詳細情報、指標、最近出版された論文などについて知ることができるので、投稿先を決定する際に役立ちます。

5. 世界中の研究者たちとつながれるグローバルな研究コミュニティ: RVoice

身近に相談できる人がいないとき、研究に疲れたとき、共同研究者を見つけたいときは、こちらのコミュニティをのぞいてみましょう。同じ悩みや思いを抱えた世界中の研究者たちとつながれるだけでなく、研究に役立つネットワークを構築することができます。

6. 学術論文の英文校正・翻訳・投稿支援サービス: エディテージ

論文の執筆や投稿でサポートが必要だと感じたら、まずはこちらにアクセスしましょう。エディテージは、ジャーナルへの論文投稿プロセスを幅広くサポートしています。優れた研究でも、英文の質が十分でないためにその良さが十分に伝わらず、リジェクトされて出版に至らないケースもあります。出版のチャンスを逃さないためにも、プロの力を借りて英文の質と全体の見栄えを向上させましょう。

Researcher.Lifeからは、ご紹介した6つのソリューションすべてにアクセスすることができます。Researcher.Lifeは、研究生活のさまざまな場面で生じる多様なニーズを解決する統合型エコシステムと言えます。このエコシステムを支えているのは、これまでに200万本以上の論文の改善をサポートし、学術界の専門家たちと幅広く連携し、テクノロジーに投資する中で蓄積してきた知見と経験です。その知見と経験に研究者の皆様の声を反映して生み出されたのが、Researcher.Lifeです。

興味が湧いた方、便利なツールを求めている方、解決したい問題がある方は、ぜひ一度Researcher.Lifeにアクセスして、その便利さを体験してみてください！