質問: negative result のcase reportの投稿先

質問の内容 -
お世話になります。最近はnegative rerultのオリジナル研究でもmethodsが的確であれば採択される場合もあると聞いております。仮に1例case reportで重要な仮説がnegtive resultになった場合は投稿先はあるんでしょうか?お蔵入りさせるのも残念のためご存知ならばご教授お願いします。
2 この質問に答える
回答:

ご専門の分野がわかりませんが、例えば IEEE には Negative Results の投稿先として IEEE Access があります。もちろん通常の Positive Results も投稿できます。

https://ieeeaccess.ieee.org/submitting-an-article/

"Articles reporting new experimental or measurement techniques, including negative results."

IEEE は工学・情報系ですが幅広い分野を扱っています。

他の分野はわかりませんが、Google で [journal "negative results"] で検索しただけでも有名所の出版社が扱うジャーナルは散見されますので、ご同僚とも相談されてみてください。

回答:

おっしゃる通り、科学界では最近、ネガティブな結果を発表することに前向きになってきています。実際、ネガティブな結果を持つ論文を専門に受け付けているジャーナルもいくつかあります。しかしながら、ネガティブな結果の症例報告書をとくに出版しているジャーナルがあるかどうかは、あいにく分かりません。症例報告書は通常、ほかのタイプの論文よりも出版するのが難しいということもあります。


そこで考えられるのは、次の2通りの対応です:


1. あなたの専門分野で、症例報告書を出版しているジャーナルに投稿してみる

2. あなたの専門分野で、とくに症例報告書を扱っているわけではないけれども、ネガティブな結果を出版しているジャーナルに投稿してみる


どちらかと言えば、オプション2の方が出版に結びつきやすいのではないかと思います。ネガティブな結果を出版しているジャーナルには、以下のものがあります:


また、エディテージではジャーナル選びをサポートするサービスを提供していますので、よろしければこちらのご利用もご検討ください。


関連記事:


このコンテンツは「ジャーナルを選ぶ」ステージに属しています。

論文が仕上がりましたか?エキスパートによる無料の個別コーチングを受けて、優れた論文投稿パッケージを準備しましょう。