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質問: 論文へのLetter to the Editorに対する対応
質問の内容 -
自身の論文に対するletter to the editorで疑問・反論が出された時、どのように対応するのでしょう? 無視してよいのか、施設が移りデータアクセス権が無いときどうするか、もうほかの分野の研究に移ってしまい時間が無い等々。 教えていただけますでしょうか。
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回答:
「データアクセス権が無い」とは、ご自身の論文を書いたときに使ったデータにアクセスできないということでしょうか?あるいは、論文が掲載されたジャーナルをもう購読していないので、自分の論文を閲覧することができないということでしょうか。
いずれにせよ、まずは"Letter to the Editor"によく目を通すことをお勧めします。"Letter to the Editor"自体にアクセスできないということであれば、ジャーナル編集者に連絡して、コピーを送ってもらうよう頼んでみましょう。よく読んだ上で、返事をすべきか無視すべきかどうかを見極めてください。
返事をすることに決めたら、一つ一つの指摘に回答する反論レターを書いて、編集者に送りましょう。編集者は、それをLetterへの回答として出版することができます。あるいは、論文は出版された状態が保たれているので(ジャーナルがあなたの論文を撤回したわけではないと思いますので)、Letterを無視することも可能です。しかしながら、Letter to the Editorもまた、あらゆる読者の目に触れる状態にあるので、それに基づいた見方が形成されていく可能性があります。したがって、そのLetterがあなたの研究の信頼性に疑問を投げかけるものなら、無視せずに回答することが望ましいでしょう。その「結果」が、なぜどのように導かれたのかを説明するのは、著者であるあなたの責任であるからです。
こちらのコース「査読コメントに対応する(上級コース)」も役に立つと思いますので、参考にしてみてください。
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