興味を引く研究背景を書くための、やるべきこと・やってはいけないこと8箇条
研究結果を効果的に示すためには、研究テーマを説明し、研究の文脈を設定することが重要です。読者には、その研究テーマが重要である理由や、研究結果が既存の知見にどのように貢献するのかを理解してもらわなければなりません。論文の「イントロダクション」では、研究の背景を設定し、読者がその先を読みたくなるよう促す必要があります。しかし、研究背景を書く際に犯しがちなミスがいくつかあります。このインフォグラフィックでは、これらのミスを避け、読者の興味を引く研究背景を書くためのヒントを紹介します。
※こちらの図はPDF版のダウンロードが可能です。プリントするなどして、参考資料としてお気軽にご利用ください。
興味を引く研究背景を書くための、やるべきこと・やってはいけないこと8箇条
やるべきこと
- 研究テーマの重要性を説明する
- 分野の主な展開を述べる
- 分野に不足している知見のギャップについて述べる
- 研究の主な要素と関連要素を明確にする
- 科学の発展にどのように貢献できるかを説明する
- 時系列に沿って研究結果を整理する
- 自分のアイデアを簡潔明瞭にまとめる
- 研究の核を柱に物語を構築することで、読者を引き付ける
やってはいけないこと
- 研究背景が長すぎるまたは短すぎる
- 文章が曖昧
- テーマについて場当たり的に論じる
- 関連のないテーマについて論じる
- 読者が研究分野に詳しくない可能性を考慮しない
- 引用文献について詳細に述べる
- 歴史的視点が不足している
- 研究背景の書き方に関するターゲットジャーナルの規定を確認していない
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