インフォグラフィックス: 研究背景と文献レビューの6つの違い

研究背景と文献レビューの6つの違い

研究背景と文献レビューは、論文に欠かせない要素です。しかし、論文を書く際に、この2つが混同されてしまうことがよくあります。それは、どちらも分野における既存の知見について述べ、リサーチギャップを明らかにするセクションだからです。


それでは、これらをきちんと区別し、それぞれのセクションを上手にまとめるにはどうすればよいのでしょうか?以下のインフォグラフィックは、研究背景と文献レビューの区別に役立つ6つの違いをまとめたものです。


こちらの図はPDF版のダウンロードが可能です。参考資料としてお気軽にご利用ください。


研究背景と文献レビューの6つの違い

 

研究背景

文献レビュー

Q. 論文のどの部分に含める?

イントロダクションの冒頭

イントロダクションの研究背景の後

Q. 何を表すものか?

研究の文脈

先行研究に対する批判的分析

Q. 目的は?

研究の意義の強調

分野における知見の進歩の評価

Q. 役割は?

研究の文脈に沿ってテーマを紹介し、どのように研究課題に行き着いたかを説明する

研究テーマを選ぶ動機となった、先行研究のリサーチギャップを特定する

Q. どのように書く?

研究領域を紹介し、具体的な研究課題に絞り込む

先行研究を分析し、テーマにおいてどのような研究が行われてきたかを示す

Q. 長さは?

短く簡潔に

長く詳細に

 

Default Alt text


文献検索では、文献管理を一元化できるワンストップの無料ツール、R Discoveryがおすすめです。研究者の意見を取り入れて作られたR Discoveryは、AIの力を使って文献検索をパーソナライズする最新機能を備えています。詳しくはこちらからご覧ください。

 

もっと時間を、選択肢を、成功を。

あなたの目標達成を後押しする#POWERofMOREをお試しください。

詳細はこちらから


関連記事:

6 Differences between a study background and a literature review.pdf

学術界でキャリアを積み、出版の旅を歩もうとしている皆様をサポートします!

無制限にアクセスしましょう!登録を行なって、すべてのリソースと活気あふれる研究コミュニティに自由に参加しましょう。

ソーシャルアカウントを使ってワンクリックでサインイン

5万4300人の研究者がここから登録しました。

便利さを実感して頂けましたか?

あなたの周りの研究者にもぜひご紹介ください


このコンテンツは「原稿の執筆」ステージに属しています。

無料の個別コーチングで、優れた研究論文の書き方を学びましょう。