ベテランゞャヌナル線集者孊術トレヌナヌから、著者ぞの䞍朜のアドバむス

ベテランゞャヌナル線集者孊術トレヌナヌから、著者ぞの䞍朜のアドバむス

孊術出版の各皮芏定を若手研究者や倧孊教員に玹介しながら指導するこずに熱心な研究者に出䌚えたずしたら、どうでしょうかきっず、キャリア蚈画からゞャヌナルでの論文出版たで、研究に関するすべおに぀いおの情報やヒントが詰たった宝の山をみ぀けたも同然でしょう今回はケント州立倧孊教授のキャベン・マクロヌリン博士にむンタビュヌを行い、孊術界のあらゆるキャリア段階の研究者にずっお有益なアドバむスをたくさん頂きたした。

 

孊校専属心理カりンセラヌの資栌を持぀マクロヌリン氏は、オハむオ州最倧の孊校心理孊敎備プログラムで「幌少期における孊校心理孊」の指導を行なっおいたす。たた、特殊教育孊玚教員兌管理者であり、スクヌルカりンセラヌでもありたす。過去25幎間以䞊にわたり、分野を超えお乳幌児・新生児を察象ずしお掻動する指導的立堎にある人々のための、連邊政府が財政支揎をするトレヌニングプログラムを運営しおきたした。フルブラむトスペシャリストでもある同氏は、そのプログラムの䞀環ずしお孊術出版に぀いおの情報を䌝達し指導するためのワヌクショップを䞖界各地で開催しおいたす。特にBRICKS諞囜ぞ赎いお著者や倧孊教員を察象に出版芏定に関する指導を行なっおいたす。研究者ずしおの業瞟も倚く、100本以䞊の論文を出版、10冊以䞊の曞籍の執筆・線集・協力に関わりたした。たた、School Psychology International Journal誌の線集者も務めおいたす。


豊富で幅広い経隓ず、他の研究者たちず情報をシェアしようずいう情熱を持぀マクロヌリン氏は、孊術出版に関するあらゆるアドバむスを埗るには正にうっお぀けの、玠晎らしい人物です。さたざたな囜の著者ず関わった経隓から、䞖界各地の研究者が盎面する困難に぀いおも熟知しおいたす。今回のむンタビュヌでは、ずくに発展途䞊囜の研究者が盎面しがちな課題に぀いおどう考えおいるか、そしおそれらの課題をどう克服したらよいかを䌺いたした。たた、孊術誌に論文を投皿し出版するこずに぀いお、「䞍朜のヒント」を頂きたした。

フルブラむトスペシャリストずしおのお仕事に぀いお、少し教えお頂けたすか

もちろんです過去30幎間、毎幎必ず、倧孊教員の方々に海倖でプレれンを行なっおきたした。フルブラむトず関わるようになったのは自然な流れでした。フルブラむトスペシャリストになったのはほんの3幎前ですが、その間に南アフリカの倧孊2校ず南むンドの倧孊1校各倧孊に2床ず぀別々に蚪問を蚪れたした。南むンドの倧孊にはもうすぐ3床目の蚪問をする予定です。私の圹割はずっず倉わらず、ゞャヌナル線集者ずしおの20幎以䞊の経隓ず、もちろん専門分野の研究孊者ずしおの経隓にも基づいお、倧孊教員がむンパクトファクタヌの高い囜際的に著名な英文誌で論文を出版できるよう支揎するこずです。


長幎の経隓から分かったのは、倧孊教員は倚くの論文を出版するよう期埅されおいるのに、自分の研究を出版に぀なげるようなデザむンを考えるこず、そしお研究結果ずその意矩の䟡倀を明確に瀺すこずに぀いお、基本的な手順に関する指導や支揎がほずんど䞎えられおいないずいうこずです。私のプレれンテヌションは、リ゜ヌスが䞍足しおいる囜々、䞻にBRICKSA 諞囜ず呌ばれるブラゞル、ロシア、むンド、䞭囜、南アフリカ、韓囜䞭囜はこのグルヌプから倖れ぀぀ありたすがの著者を察象ずしおいたす。

マクロヌリン博士のお仕事では、䞖界䞭の研究者ず関わるために、ずくに第䞉䞖界や発展途䞊囜を旅する必芁がありたす。出版のベストプラクティスずいう面で、東西のギャップはあるず思われたすか

ここ2幎間で南アフリカずむンドでプレれンテヌションを行い、トルコ、韓囜、䞭囜、そしお母囜米囜の倧孊教員グルヌプず話す機䌚を持っおきたした。この間、ゞャヌナル線集者や自分の倧孊のプログラム管理者も務めおいたした。その関係で、さたざたな囜で、異なる文化圏の圱響、展望、正芏教育のスタむルや孊生ぞの教育蚓緎に぀いお孊ぶ機䌚に恵たれたした。


欧米の著者が本質的に優れおいるずは思っおいたせん。そうではなく、非欧米諞囜の研究者には、6぀の障壁があるのだず考えおいたす。
 

  1. どの分野でも、非欧米人が線集する著名ゞャヌナルが少ないため、発展途䞊囜には、出版の方法を教えたり、ロヌルモデルずなる人物が比范的少ない。
     
  2. 孊郚・倧孊院レベルで、ゞャヌナル線集者の興味を匕きそうな研究のデザむンの仕方に぀いお、指導がほがたったくなされおいない。
     
  3. BRICKS諞囜の著者は、自分の研究の瀟䌚的・経枈的・個人的に有意矩な点を匷調する圢で研究結果や結論を瀺す方法がよく分かっおいないこずがある。線集者は、玠晎らしいデヌタがあるだけでは満足したせん。そもそもなぜこのようなデヌタの収集が重芁なのかずいうこずに぀いおの根拠を瀺しおほしいのです。
     
  4. 残念ながら、他人の論文をカットペヌストする぀たり内容の耇補あるいは剜窃ずいう文化がはびこり、いく぀かの非欧米諞囜の研究者党員がそのような目で芋られ、線集者がこれらの地域の研究に疑いを向けるようになっおいる。
     
  5. BRICKS諞囜の倧孊では、質より量を重芖する孊術文化が昇進の根拠ずなっおいる。質・重芁性・むンパクトが高い研究を育おるよりも、意矩や䟡倀や重芁性に乏しい論文の量産がむやみに珍重されおいたす。
     
  6. 質の高い論文をそれなりの量だけ出版するこずは可胜だが、そのためには慎重にキャリアプランを緎る必芁がある。これは、倚くのBRICKS諞囜の倧孊教員に欠けおいる芁玠です。


たずめるず、ご指摘の通り、䞖界でリ゜ヌスがある地域ず䞍足しおいる地域の研究者の間には、倧きなギャップが存圚したす。でも、䞖界䞭の倧孊教員ず仕事をしおきた経隓から、内郚事情を知る人がアドバむスをシェアすれば、すぐに手軜に孊べる教蚓もあるず蚀えたす。そしお、たたたたそういうこずをするのが奜きなのが私ずいうわけです

マクロヌリンさんは、ケント州立倧孊の昇進・テニュア諮問委員䌚の委員ずしお倧孊のテニュア終身圚職暩関係の決定に助蚀を䞎える圹割も担っおこられたした。゚ディテヌゞ・むンサむトの読者の倚くは、キャリアを積んでテニュアを埗るのが順圓なキャリア構築だず考える、若手研究者です。これらの研究者のために、テニュアの決定がどのように行われるのか教えお頂けたすかたた、テニュアを埗おキャリアを積んでいきたいず望む研究者にアドバむスをお願いしたす。

非欧米諞囜の倧孊教員にコンサルティングを行うずきはい぀も、若手研究者が専門家ずしおのキャリアに぀いお、どれだけ先の将来たで考えおいるのかを重芖しお、キャリア蚈画に぀いお質問したす。そうするず、しばらく宙を芋぀めおから、「2、3ヶ月皋床でしょうか」ずいう意味合いのコメントが返っおくるこずがよくありたす。欧米の研究者はたいおい䜕幎も先たで明確なビゞョンがあるので、そのような点が異なっおいたす。
 

非欧米諞囜の研究者には、私の倧孊の埌茩教員ず同じように、「立堎や文脈を意識した宣蚀」(Contextual Statement)を毎幎曞くよう匷く勧めおいたす。これは「キャリアプラン」宣蚀ずしお、次のような圹割を果たしたす。(a) 来幎の研究成果に含たれるものを予枬する客芳的に「目暙」ずしお述べる)、(b) 少なくずも今埌3幎間の研究の軌道の蚈画を予枬する「研究で䜕を行うのか」)、(c) 知的領域を芋極め、提瀺された研究結果が各分野の優先事項ずどう折り合うかを瀺す「その研究が、分野においおどこに䜍眮づけられるのか」。
 

そしお、指導メンタヌシップもたた、欧米でより䟡倀が認められおいる芁玠だずいうのが私の考えです。欧米の研究者は、第䞀、第二のメンタヌや助蚀者をあげるこずができたす。取り組み内容によっお芏埋に関するこず、方法、テクニカルラむティングなど、異なるメンタヌを持぀人もいたす。でも、海倖の蚪問先で亀流する研究者には、これはほずんど圓おはたりたせん。
 

欧米の研究者は、終身雇甚をもたらすテニュアは、研究、指導、奉仕の結果埗られるものだず理解しおいたす。これらの評䟡が「十分」あるいはそれ以䞊で、少なくずも1぀できれば研究が「暡範的」でなければなりたせん。この3぀のうち、䞀番誀解されおいるのが研究です。私が蚪問した欧米の倧孊では、教授はすべおの偎面においお優れおおり、なおか぀特定の研究に焊点を圓お、専門知識を有しおいるずいう点で高い評䟡を埗おいたす。
 

率盎に蚀っお、お金を払っお疑わしい停ゞャヌナルで論文を出版し、倧孊ずいう神聖な殿堂に入り蟌もうず画策する著者に出䌚うこずがあるのには驚きたす。これは発展途䞊囜でずくに問題だず指摘しなければならないこずです。私が蚪れたどの地でも、倧孊運営に関わる人はこの問題を承知しおいたすが、どう察凊したらよいのか分からないようです。これは非垞に深刻な問題です。ハゲタカ出版を助長するだけでなく、研究者の仕事の信甚に疑問を呈するこずにもなりたすから。
 

研究者の履歎曞(CV)がハゲタカ出版瀟のゞャヌナルにたみれお汚れおしたったら、研究者ずしおそれなりの囜際的認知を埗るには、「死の接吻」を受けたに等しく、孊術界での評䟡においおは毒ずなりたす。陰で同僚に嘲笑されおしたうこずなのです。そんなこずをすれば、倧孊システムの䞭で䜎い䜍眮に远いやられおしたうこずは確実です。このような、専門家ずしおあるたじき䞍正行為を行う人物は、ずっず先の将来、぀たり正教授になる資栌が決たる頃たで、自分のCVに掲茉された項目が人の目に觊れ続けるずいうこずが分かっおいないようです。研究者がもっずも掻発に出版掻動を行う時期に、いいかげんな業瞟ばかりが連なっおいたら、どう思われるでしょうかハゲタカ出版瀟から出版するには察䟡を支払う必芁がありたすが、その察䟡は、停ゞャヌナルの銀行口座に実際に送金する以䞊の金額ずなるでしょう。

最近心理孊を䞭心に、反埩・再珟性が話題ずなっおいたす。ゞャヌナル線集者ずしお、この問題はどれぐらい深刻だずお考えですかたた、この状況を改善するための提案やアむデアはありたすか

単刀盎入に蚀いたしょう。反埩・再珟性を疑うずいうこずは、芁するに剜窃・盗甚があるのかどうかを問うおいるずいうこずです。反埩は、分野で広く受け入れられるようになった研究結果を、異なる状況で別のサンプルを利甚しお再珟しようずする、正しくたっずうな行為です。基本的に反埩は、将来性のあるアむデアを支えるあるいはそれに反駁するためのものです。ゞャヌナル線集者も歓迎したす。ただし、剜窃・盗甚は歓迎されたせん。


自分の論文が審査の初期段階で剜窃や重耇がないか培底的に調べられるず分かっおいるずは蚀い぀぀、実際には信じおはおらず、本圓にそのようなこずが起こるずは思っおいない著者が倚いのには唖然ずさせられたす。


商業出版瀟が発行するむンパクトファクタヌの高い著名ゞャヌナルは、剜窃・盗甚チェックを実斜しおいたす。私自身を䟋にずれば、ポヌタルサむトで投皿論文を実際に閲芧できるようになる前に、論文はすでに剜窃探知゜フト、IThenticateでチェックされおいたす。このブヌル型の分析(Boolean analytics)を利甚したきわめお耇雑な人工知胜゜フトは、前䞖玀末以降に出版されたすべおの論文、孊䜍論文、オンラむンの孊術出版物ず単語・語句を比范したす。線集者にずっおこの゜フトが魅力的なのは、アむデアの盗甚䟋えば、コピヌしたずいう事実を分からなくするために、慎重に同矩語を遞んで入れ、出版枈み論文ずは蚀い回しを倉えるこずも探知可胜だずいうこずです。この゜フトで、線集者の私は、語句やアむデアが過去に出版された論文のどこから取っおきたものか、䞀行ごずに色分けされたものを芋るこずができるのです。この゜フトを隙すこずはできたせんコピヌに勀しむ研究者が、この最初のチェックを通過するこずはたずありたせん。


剜窃や盗甚の蔓延は、同業の線集者たちもおおいに懞念しおいる問題です。そう、我々線集者は、剜窃や盗甚がよく芋られる状況や個人に投皿パタヌンが認められるず、その情報を共有したす。非英語ネむティブの著者は、他の著者の説明に頌っお原文通りの語順を䜿甚しおしたうこずもありたす。これは、自分の考えを明確に分かりやすく説明するこずが難しいからです。残念ながら、そのようなコピヌがあるだけで、その著者の論文がリゞェクトされるこずもありたす。


ここで、おそらくあたり知られおいないず思われるこずを玹介したしょう。ほずんどの線集者は、倫理にもずる䞍正行為に関わった著者ず長いやり取りを続けたくはありたせん。぀たり、自分の䞍正行為を正圓化しようずしたり、修正を申し出たりする著者です。率盎に蚀っお、著者のむンチキを理由にリゞェクトの手玙を曞くのは難しいこずなのですですから、線集者はそれずは関係のない問題を芋぀けお理由づけしたす。その結果、著者は問題のある文章が入ったその論文原皿を、今床は別のゞャヌナルに投皿したす。こうやっおリゞェクトのサむクルが䜕床も繰り返されるのです。


著者は他人の蚀葉、語句、アむデアをコピヌしないよう、慎重にならなければなりたせん。ゞャヌナルに論文を投皿する前、特に共著論文の堎合には、どれでもよいので剜窃探知゜フトをかけおみるこずをお勧めしたす。このテヌマに぀いお研究者グルヌプに話をするずきは、「著者がよい第䞀印象を䞎えられる機䌚は䞀床しかない」ずいうこずを率盎に話したす。

心理孊・教育孊分野においお、むンパクトファクタヌはどれくらいの圱響力を持っおいるのでしょうか。

ご存知のように、ゞャヌナルのむンパクトファクタヌは、発行埌2幎間のゞャヌナル論文の平均被匕甚回数で枬定されたす。これは、䟡倀あるゞャヌナルであれば、出版埌すぐに倚く匕甚される論文を掲茉しおいるはずだずいう考えが前提ずなっおいたす。物理科孊は、教育孊や心理孊よりも研究による新発芋が蓄積されやすいので、ゞャヌナルのむンパクトファクタヌも、瀟䌚科孊や人文科孊より高いのが䞀般的です。


したがっお、著者やその雇甚者の倚くが、むンパクトファクタヌはそこに掲茉されおいる各論文や論文著者の信頌性ではなく、ゞャヌナルの信頌性を枬定するものだずいうこずを忘れおしたっおいたす。研究者の信頌性を評䟡する指暙には、h-indexず呌ばれる別のものがありたす。この指暙は、研究者の生産性ず出版物の匕甚むンパクトの䞡方を枬定するものです。h-indexは、著者の論文の䞭でもっずも被匕甚数の倚いものず、著者のその他の論文の被匕甚数の合蚈に基づいおいたす。これは、ゞャヌナル同士ずいうよりは、研究者同士を比范する指暙です。


昇進の際にゞャヌナルのむンパクトファクタヌよりも重芁なのは、䞊玚の研究者が、あなたの論文が出版されたゞャヌナルを認識し、䟡倀があるずみなすかどうかです。ですから、䞊玚研究者および昇進に぀いお評䟡をする人々ず話すずきには、むンパクトファクタヌの心配をするよりも、自分たちの分野でどのゞャヌナルが有力なのかずいうこずを話題にするこずを勧めたす。昇進諮問委員䌚は、たずえむンパクトファクタヌが高くおも、聞いたこずがないゞャヌナルならば䟡倀があるずはみなさず、そのような無名のゞャヌナルから出版しようずも思わないでしょうでっち䞊げのむンパクトファクタヌが぀けられた停ゞャヌナルかもしれないからです。

心理孊・教育孊に぀いおもう1぀質問させおください。この2分野では、オヌプン科孊の抂念から掟生したもの、぀たりオヌプンアクセス、オヌプンデヌタ、デヌタシェアリングなどの受け入れはどの皋床進んでいるでしょうか。

著者は誰しも、自分の論文が批刀を受けないたたすぐにアクセプトされ、費甚をかけるこずなく出版され、盎ちに拡散され、制玄を受けずに䞖界䞭で読たれるこずを求めおいるようです。でも、質の高いものにはすべおコストがかかるのです。


オヌプンアクセス(OA)はその答えの1぀です。でも、OAで出版されたものも、決しお「無料」ではないこずを忘れないでください。衚立っおは芋えない出版のコストも、誰かが払わなければなりたせん。そしお、それは莫倧なコストである堎合もありたす。論文を査読基準に合うように敎え、線集・校正・法的レビュヌ・組版などを行い、オンラむンに掲茉し、ずきには郵送が必芁な印刷版のゞャヌナル向けに敎える、ずいうこずにはすべおコストがかかりたす。出版瀟は営利が目的で、慈善掻動をしおいるわけではありたせんから、誰かがどこかでこのサヌビスぞの察䟡を支払わなければならないのです


著者が自分の研究を発衚しお昇進しおいきたいずいう願いず、出版する偎のサヌビスにかかる莫倧なコストを支える必芁性ずのバランスをうたくずるこずは、容易ではありたせん。

マクロヌリンさんは倧孊教員や出版の専門家向けのトレヌニング経隓も豊富です。倧孊教員のトレヌニングでもっずも重芁な領域はどこだず思われたすか

方法、方法、たた方法です。もう1床繰り返したしょうか方法です


サンプルの遞択・デヌタ収集・デヌタのパタヌン分析の指針ずなる、優れた方法ず統蚈分析がなければ、研究ではいかなる結果も埗られたせん。研究デザむンが未熟で、䜓系立っおおらず、過床に単玔化されお脆匱であれば、それが研究結果の質ず有効性における限界を定めおしたいたす。囜際的に広く認められるためには、研究者は、珟代の最先端の研究ツヌルに粟通するこずが重芁です。孊䌚で自分の研究分野の内容に぀いお孊ぶよりも、研究方法や応甚統蚈孊などのワヌクショップに参加した方がよいずいうのが私のアドバむスです。


著名ゞャヌナルは、単玔な蚘述デヌタや盞関分析因果分析ではなく、あるいは孊郚レベルの統蚈分析に基づいた論文はもはや受理したがりたせん。デヌタ収集を終えおから統蚈孊者を呌んで「このデヌタの意味を教えおください」ず頌んでも、うたくいきたせん。収集方法が䞍適切なデザむン、デヌタセットの䞍十分なデザむンを救枈できるような統蚈孊的なデヌタの操䜜方法はありたせん。そのような堎合に「別の分析方法を䜿っおみたらどうか」ず考えおみおも、解決にはなりたせん。研究デザむンに぀いおコンサルタントや統蚈孊者に盞談するのは、重芁な芁玠であるサンプル遞択やデヌタ収集を行う前でなければなりたせん。研究に埓事する教員に察し、適切な研究デザむンの技術に぀いおトレヌニングを行えば、倚くの問題が解決できるのではないかず思いたす。

ゞャヌナル線集者ずしおの経隓から、著者が投皿時にしがちなミスでもっずも倚いものを教えお頂けたすかそのようなミスをしないようにするにはどうしたらよいでしょうか

この問題に前向きに取り組めるように、少々質問の圢を倉えおお答えしたいず思いたす。「著名ゞャヌナルに論文を投皿するずきに重芖すべき4぀の芁玠ずは」
 

  1. 論文に曞かれたアむデアや内容をたずもに取り䞊げおもらえるかどうかは、論文の文章ず構成の盀石さで決たる。䞀流ゞャヌナルは、投皿論文のすべおを査読に回すこずはありたせん。線集者は、査読に回すべき投皿論文を決めるフィルタヌの圹目を果たしおいるので、線集者の目を匕かなければなりたせん。論文原皿の構成だけでなく、文章の掗緎床や構成にも泚意を払わなければ、アクセプト通知の獲埗競争での「負け」を自ら招いおいるようなものです。内容ばかりを匷調し、文章や構成の掗緎ぞの配慮が䞍足しおいる著者がほずんどです。
                   

    あなたの科孊的アむデアをどうたずめお提瀺するのかに泚目したしょう。アむデアの䞭の、科孊的现郚だけをただ矅列するこずは避けたしょう。あなたの論文がゞャヌナルにずっお劥圓だずみなされるためには、線集者が泚目し、重芁ず考える点に泚意を払わなければなりたせん。自分の論文原皿の最終版から距離をおき、アむデアが滑らかでなおか぀正確に䌝えられおいるかどうかを刀断できる著者はほずんどいたせん。これは、そこに至るたでに、著者が論文に密着し過ぎおいお、文章の抜けや䞍明瞭な箇所や重耇しおいる郚分を芋぀けるこずが難しくなっおいるからです。技術英語に熟達し、出版プロセスの経隓が豊富な、論文から距離を取れる線集者なら、アクセプトず、査読前のリゞェクトを通知するレタヌの間の差異がどのようなものかが分かりたす。

 

  1. ほずんどの著者は、論文原皿の文章が申し分のない英語になっおいるかどうかの確認に長い時間を費やしたす。それにもかからず、カバヌレタヌは問題のある英語で曞きなぐり、線集者に安心感を䞎える芁玠を盛り蟌むこずをすっかり忘れおいたす。BRICKS諞囜の著者は特に、投皿論文に぀いおの長所を玹介しながら、自信ず確信に満ちた説埗力のあるレタヌを曞くこずに苊劎しおいるようです。投皿時のカバヌレタヌは、論文が査読に回されるか、それずも線集者にざっず目を通されただけでリゞェクトされるかどうかの境にあるもので、論文を売り蟌める唯䞀の手段だずいうこずを理解するこずが肝心です。自分の研究の䟡倀を自分が売り蟌たなければ、アクセプトの可胜性を高める貎重な機䌚を倱っおしたいたす。

     
  2. 科孊論文でもっずも重芁なのは、明確さです。優秀な科孊者は、矎蟞麗句で食られた蚀葉を䜿いたせん。それよりも研究内容を明確に説明するこずを重芖しおいたす。そのためには、短く簡朔な文章を曞くのが䞀番です。些末なこずを曞き連ねお、䞭心ずなる呜題やメッセヌゞを埋もれさせおしたうこずのないようにしたしょう。はっきりず単刀盎入に、たっすぐに衚珟したしょう。執筆ず線集を同時にしようずするのはやめたしょう。この2぀は別の䜜業で、異なるスキルが必芁ずされたす。厳しい目を持぀同僚の研究者に論文をチェックしおもらいたしょう。英語ネむティブでない堎合は、英語ネむティブの人に芋おもらいたしょう。あなたが英䌚話䞊玚者かどうかは問題ではありたせん。問題なのは、「専門的に芋お掗緎されおいる明瞭な英語が曞けるか」ずいうこずです。それが䞍埗手なら、助けを求めたしょう。

 

  1. ゞャヌナルの指瀺する投皿手順を、泚意深く、挏れなく、䞍平を述べずに確実に守りたしょうゞャヌナルは著者向けガむドラむンや、それに類した手匕きを甚意しおいるはずです。念入りに読んでください。これらは、投皿論文のアクセプトの確率を高められるよう、著者のために準備されたものです。


    ゞャヌナルの指針に埓うこずは、出版競争ぞの参加費を支払うようなものです。フォヌマット・構成・投皿手続きなどの指瀺に埓っおいないずいうだけでリゞェクトされる堎合も倚々ありたす。どの䞀流ゞャヌナルにも、アクセプトできる数を倧幅に䞊回る、質の高い投皿が寄せられおいたす。ですから、論文原皿がゞャヌナルの指定するスタむルからどの皋床倖れおいるかずいうこずは、アクセプトかリゞェクトかを巊右する重芁なフィルタヌであるのは、至極圓然のこずです。 䜕を差し眮いおも、著者向け指針を遵守するこずこれを忘れないようにしおください。
     

 

マクロヌリンさん、ありがずうございたしたこのむンタビュヌには、読者の皆さんの圹に立぀貎重なアドバむスがたくさん詰たっおいたす


マクロヌリン氏「出版に関する情報をシェアする機䌚を頂き、ありがずうございたした。私は、孊術出版に぀いお孊んだこずを今の立堎から共有し、フィヌドバックする機䌚を垞に探しおいたす」 

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