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エディテージ主催 中国大手STEM関連出版関係者向けの英文執筆ワークショップ
2014年9月3日、エディテージは、中国に於ける科学技術分野の英文執筆・編集の専門家70名余を対象に一日ワークショップを開催しました。このワークショップは、サイエンスプレス(Science Press)とサイエンスチャイナプレス(Science China Press/中国最大のSTEM関連出版社)との共催で実施されました。
このワークショップは、シャングリ・レン(Shengli Ren)氏(サイエンスチャイナプレス編集長)がホストで、エディテージのジョン・マクドナルドを講師として開催されました。マクドナルドは、英語による論文執筆の基本技術から科学技術分野論文の構成のあり方まで、広範囲のトピックをカバーしました。
彼は、最新の研究動向にもふれ、さまざまな訓練プログラムで参加者を惹きつけました。参加者は、サイエンスプレス、サイエンスチャイナプレス、中国高等教育出版社や中国科学院(CAS)傘下のジャーナルなどで英文編集に従事している専門家達。
ワークショップの内容は、科学技術分野論文の執筆者向けにデザインされているが、ジャーナルに提出する前の原稿制作段階で役立つ、執筆法や編集スキルの向上にも資するようになっています。
ワークショップは、とても強い反応がありました。参加者は皆さん、熱心に聴き、メモを取り、マクドナルド氏とのやり取りも積極的に行われました。ワークショップの内容は、参加者の仕事に大変役立つものだったとか、今後エディテージが実施するこのようなセッションには是非参加したいといったポジティブなものばかりでした。
「英語の特徴は、先行構文であることです。すなわち、最も重要なポイントが文の最初、又は、パラグラフの最初に出てくるのです。対照的に、中国語では、最も重要なポイントは最後に出てくるのです。」
ヤンキン・ウェング博士(Yanqin Weng/化学領域出身)からのフィードバック:
エディテージの中国におけるアカデミックサービスの開発担当であるデボラ・ヤング(Deborah Yang)は、執筆者や編集者が出版の良い慣行を理解する上で同社のワークショップが役立つことを目指していると述べました。
「エディテージのミッションは、世界中の研究者によって執筆される学術論文の質を向上させることであり、それによって科学技術分野の知識を世界中に普及させることです。
そのため、私たちは、論文や出版物の著者を対象にして中国でワークショップを開催し、学術ジャーナルの編集者を対象に、英語での科学技術分野の執筆法、スタイルマニュアル、更には、国際的な出版物の出版ポリシーや出版基準などに関しての研修イベントを開催しています。また、中国版ジャーナルと国際版ジャーナルとの交換企画のお手伝いもします。こういった努力を通して、中国語学術ジャーナルで発表される論文の質を高め、それによって、科学技術の国際化と普及を推進し、中国人科学研究者がグローバルな研究者コミュニティの中で認められ、彼らの研究成果を拡めることを目指しています」
サイエンスプレス社について
www.sciencep.com
中国科学出版グループの中核会社であるサイエンスプレス社は、中国で最大且つ包括的なSTEM関連分野の出版社です。中国国家新聞出版総署(GAPP)経理部発行の「2008年度中国の新聞と出版の統計データ」によると、サイエンスプレスは、中国に於けるSTEM関連分野の出版で年間出版タイトル数及び総販売額で共にトップを占めています。サイエンスプレスは、毎年6,000種類の本を出版しているだけでなく、質の高いSTEM関連ジャーナルを数多く出版しています。サイエンスプレス社は、1954年の創業以来、300タイトルを超える学術ジャーナルを出版し、32,000件もの論文を発表しています。
サイエンスチャイナプレス社について
www.scichina.com
サイエンスチャイナプレス社は、中国科学院(CAS)の科学技術ジャーナル専門出版会社です。中国科学院は、60年以上にわたって、自然科学のグローバルプラットフォーム上で中国人科学者の業績を紹介するというミッションを果たして来ています。サイエンスチャイナプレスは、科学者との密接な連携、最高の品質追求、最新高度技術の活用を通じて、中国でのジャーナル出版をリードし普及させて来ました。
サイエンスチャイナプレスは、評論家、編集者、マーケティング専門家、製作者及びディストリビュータ等各分野との効率的なネットワークを確立することによって、研究成果を発表出来るジャーナルを探している中国人研究者の間で好まれる選択肢となりました。
サイエンスチャイナプレスは、学術ジャーナルを16タイトル出版しており、その内8タイトルは英語版です。これらのジャーナルは、中国科学院と中国国家自然科学基金委員会(NSFC)がスポンサーとなっています。
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