ジャーナルを知ろう！『Academy of Management Journal』

掲載基準

• 論文は、実証的に大きな貢献をもたらすものでなければならない: 実証的方法はすべて、質的方法、量的方法、フィールド・メソッド、実験室法、メタ分析法、それらの組み合わせを含むこと、ただしそれに限定されない。
   
• 原稿不採用の、よくある理由:

(1) 十分に検証された尺度がすでにあるときに、新しいが検証が不十分な尺度を作成している

(2)  欠陥のある研究デザインが実行されている

• 論文は、理論的に大きな貢献をもたらすものでなければならない: 有意義で新しいインプリケーション、あるいは理論への洞察を与える論文であること。
   
• 実用との関わりを持つ論文でなければならない:切実な経営問題と、それに対処する強力な理論的枠組みを明らかにする論文であること。

編集方針

AMJに原稿を投稿するときは、次の点に従ってください:

• 原稿がどこか別のジャーナルで審査中でなく、査読期間中に別の出版社へ投稿もしないことに同意する。
   
• 論文では必ず、以前に発表していない、実証的な研究結果を報告すること。
   
• AMJ へ以前に投稿したことがない論文であることを確認する。
   
• ウェブサイトに投稿された、研究報告書（working papers）、事前の草稿（prior drafts）、および／または投稿論文の最終版は、査読期間中は削除する。
   
• ジャーナルのスタイルに従う：
  http://aom.org/uploadedFiles/Publications/AMJ/amj_style_guide.pdf

原稿査読プロセス

すぐれた出版実践

• 原稿に出てくるデータについて以前何らかの発表をしたことがあれば、原稿の中、あるいはエディターへの送付状で明確にそのことを知らせます。（データを使用している近刊予定あるいは「印刷中」の論文があれば、エディターに通知しなければなりません。）
   
• 著者を確実に匿名にするために、原稿の「プロパティ」は(マイクロソフト・ワードのFILEのところで) 投稿前に消しておきます。
   
• 盗作に関する方針: AOM はiThenticate ソフトを用いて、投稿された原稿に重複・類似した文章がないか検知し、盗作と闘うとともに、オリジナルの研究を発表します。
   
• AMJ に原稿を投稿する著者は、要請があれば、お返しにAMJのため査読を行うことが期待されています。
   
• 著者向けリソース [http://aom.org/Publications/AMJ/Author-Resources.aspx]: AMJ は、ジャーナルへの貢献、実験室的あるいは質的研究の掲載、査読プロセス、ジャーナルの動向に関し、論文・論評を提供します。
   
• 有益な読み物：AMJについて知りたい（けれども聞くのがはばかれる）ことすべて
  （Everything You've Always Wanted to Know about AMJ (But May Have Been Afraid to Ask)）
  
   

インパクトと格付け（Impact and rating）

• 5.91 (2012 Journal Citation Reports)

• 「経営（Management）」カテゴリーのジャーナル172中、第3位
   (2012 Journal Citation Reports)

• 「ビジネス（Business）」カテゴリーのジャーナル116中、第3位
   (2012 Journal Citation Reports)