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研究論文の謝辞(Acknowledgments)を書くときのアドバイス
謝辞(acknowledgments)は、研究論文のなかでも一番気楽に書けるセクションではないでしょうか。結局のところ、誰がどうやって自分を助けてくれたかはわかっていますし、その人たちの名前を挙げるのは非常に容易なはずです。けれども、この簡単な作業でさえ、時には難しい場合があります。そこで、いくつかのアドバイスをご紹介します。
投稿規定を熟読する
たとえば、多くの医学雑誌では、謝辞で言及する人全員の、書面による合意を必要としています。
どんな支援を受けたかを明らかにする
支援に対して謝意を述べるときには、"I wish to thank XYZ for advice on experimental design" や "We wish to thank the timely help given by ABC in analyzing the large number of samples" のように、正確な形式で述べます。
資金提供機関の要求に応じる
資金提供機関の中には、謝辞として述べる言い回しを指定しているところもあります。そういう場合には、誠実にその言い回しに従いましょう。もし指示がなければ、"Funding from the ABC Foundation is gratefully acknowledged" といった、簡単な文で十分です。
投稿先のジャーナルでは、名前の前にMr/Ms/Drをつけているかチェックする
名前の前に"Dr" をつけるのが通常のスタイルですが、"Mr" と "Ms" は省くことが多いです。教授に謝意を述べるときは、普通は"The authors wish to acknowledge Dr ABC, Professor of -, University of -, for her help in interpreting the significance of the results of this study." というように相手の所属を明記します。
最後になりますが、謝辞をイギリス綴りで書く場合には、Acknowledgements と g の後ろに e をつけることを忘れないでください。
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