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"namely"を使うか、それとも"such as" や "including"を使うか
“for example”、 “for instance”、"such as"、“including” のような表現を正しく使うことが重要です。これらの表現に共通するのは、ある分類(class)のすべての構成要員ではなく、その中のいくつかを指しているということです。それに対し、”namely”はリストで網羅する場合にそのリストの前につけます。
農薬をテストするという実験を考えて見ましょう。A、B、C、いずれも接触中毒剤(口から摂取しなければならない消化中毒剤に対し、接触中毒剤は、対象となる害虫の体に直接触れると効果が出る)といわれるタイプの農薬をテストするとします。また、テストしたのはその3つだけだったとします。
農薬について言及するためには、“three pesticides were tested, namely A, B, and C.” と書かなければなりません。けれども、もし“the pesticides tested included contact poisons A, B, and C”と述べたならば、ある分類のすべての要員が挙げられているときに“include”という動詞を使うことはないので、4つ以上の農薬をテストしたという印象を与えます。
同様に、“such as”、 "for example"、"for instance"という表現は、その後に続くリストが網羅的ではなく、一例に過ぎないということを示すものです。結果を考察するときは、その他のいくつかの農薬に言及する可能性があり、“Contact poisons such as A, B, and E are more effective than stomach poisons such as X, Y and Z are in controlling caterpillars.”と書くかもしれません。
“such as”を使うときは、リストに“etc.”をつけてはいけないということにも注意しましょう。ちなみに、現在たいていの出版社は、“viz”(ラテン語のvidelicetで、zは短縮形etを意味する古い記号)のかわりに”namely”の使用を勧めています。
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