ISMTEに参加する編集者に渡航費を支援

エディテージは、東アジア地域のジャーナル編集者を対象に、国際編集者会議(ISMTE)の第10回北米/欧州年次大会への参加渡航費を補助することを発表しました。ISMTEの第10回北米年次大会は2017年8月10日、11日に米コロラド州デンバーで、第10回欧州年次大会 は2017年11月9日、10日に英ロンドンで開催されます。北京で開催された2017年のISMTEアジア太平洋年次大会の成功を受け、 エディテージは、東西の編集部間のオープンな対話の継続を促すというISMTEの使命を支援し続けたいと考えています。渡航補助金の支給対象者は、東アジア地域(日本 、中国、 韓国、 台湾、 北朝鮮、モンゴル、香港、マカオ)のジャーナル編集者です。

渡航補助金として支給されるのは、交通費/宿泊費として北米大会用が最大1,700ドル、欧州大会用が最大1,300ドルです。また、 ISMTEは補助金獲得者の大会参加費を無料とし、ISMTEの公式出版物であるEditorial Office News (EON)に簡単な紹介と本人のインタビューを掲載する予定です。さらに、大会への参加を最大限に活用できるよう、補助金獲得者にはエディテージのメンターが割り当てられます。

ISMTE会長のマイケル・ウィリス(Michael Willis)氏は、今回の取り組みへの熱意を次のように語っています。「渡航補助金の導入という形でエディテージと協力できることを、光栄に思っています。この取り組みにより、アジア地域のジャーナル編集者やマネージング・エディターが北米/欧州大会での対話に参加することを後押しすることができるでしょう。エディテージがアジア地域の著者とジャーナルに寄り添うことで、ISMTEも大きなメリットが得られます。これは、北京大会における支援でも明らかでした」。渡航補助金の背景について、カクタス・コミュニケーションズ/エディテージ共同設立者のアブヒシェク・ゴエル(Abhishek Goel)は次のように述べています。「世界が委縮する中、物理的距離を理由に、アジアの編集者が海外の同業者たちとのディスカッションに参加できす、その恩恵を受けられないという状況があってはなりません。渡航補助金は、ISMTEが世界中の編集部にコラボレーションを促し、東西の橋渡しをするためのサポート手段として最適な形だと考えています」。

補助金の応募には、英語での小論文の提出が必要です。応募の締め切りは、北米大会が2017年7月3日(月)、欧州大会が2017年8月14日(月)です。エディテージは、補助金獲得者と相談の上、もっとも便利な形で補助金を支給します。詳細はhttps://edge.editage.jp/ismte-travel-grant/をご覧ください。

ISMTEについて

ISMTEは、学術誌の査読と出版に従事する専門家コミュニティを結びつけることを目指し、対等なネットワークの構築、教育訓練、ベストプラクティスのための調査と資料作成、ジャーナルの方針策定に取り組んでいます。また、学術、科学、医学、技術、学術出版の各業界における特殊なニッチ市場で活動するジャーナル編集スタッフを支援しています。さらに、ニュースレター、討論フォーラム、オンラインリソース、ミーティングを通して、業界の専門家たちの橋渡しを行なっています。詳細はこちらからご覧ください:www.ismte.org

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この記事を書いた人

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