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質問: 包括的な参考文献リストには何を含めるべきですか?
質問の内容 -
どの論文を引用するかでいつも悩んでいます。たとえば、ある疾患に関する特定の遺伝子の研究の場合、その遺伝子に関するすべての論文を含めるべきですか?先行研究の中には、1970年代に発表されたものや、サンプル数や研究デザインが十分でないために説得力に欠けるものもあります。科学的説得力のある、妥当なものだけを選び、ほかは無視しても良いものでしょうか?あるいは、原著論文ではなく、テーマに関連する良質のレビュー論文も引用するべきですか?
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回答:
まずは、投稿するジャーナルの投稿規定を読み、引用する文献の数や方法についての指定がないかどうかを確認しましょう。参考文献数の上限が設定されていたり、論文の種類によって異なる方針が採用されていたりすることもよくあります。たとえば、レビュー論文や原著論文では多くの参考文献が求められますが、編集者へのレターやオピニオン論文では比較的少なめでも問題ありません。
包括的な参考文献リストとして、テーマに関連するすべての論文を含める必要はありません。リサーチクエスチョンの理解が明確になるような、関連性の高い適切な論文を選びましょう。テーマに関するこれまでの知見を序論で説明し、その説明を補強するために参考文献を引用します。1つの見解ごとに、最低1つの文献を引用して説明するようにしましょう。こうすれば、包括的な文献リストを作ることができます。
また、古い論文であっても、それが重要であれば引用しましょう。こうすることで、査読者から、最近の情報ばかりでなくテーマに関して幅広い知識を持っているという印象を持ってもらえます。最後に、2つのご質問について、以下にまとめて回答します。テーマに関する論文をすべて引用するのは現実的でないので、説得力のある論文のみを選ぶことには何の問題もありません。また、二次研究よりは一次研究を引用することが望ましいでしょう。レビュー論文を引用しても構いませんが、この場合は、その著者の見解を引用したいときだけに留めておきましょう。アイデアの引用を行う場合は、原著論文(一次研究)を使用してください。
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