剽窃を撃退しよう: パラフレーズの仕方
[このインフォグラフィックは、Plagiarism Check.Orgで公開されたものを、許可を得て再掲載したものです。]
パラフレーズは、意図しない剽窃行為につながってしまうことがあります。だからこそ、その正しい使い方を知ることはきわめて重要です。剽窃とパラフレーズの区別をしっかりつけて、無意識の剽窃を撃退しましょう!
「自分の言葉で」という曖昧な定義は、パラフレーズ作業における障害物と言えます。パラフレーズについて分かりやすくまとめたインフォグラフィックで、パラフレーズのルールをしっかり理解して覚えましょう。
パラフレーズ VS 剽窃
パラフレーズとは何か?
パラフレーズとは、著者の考え方を自分の言葉で伝えることによって、著者に敬意を払うこと。
パラフレーズの必須事項
1. ソースを明記する
- 著者名を記す
- 借用した言葉は引用符でくくる
- 出典は略さずに記す
2. 自分の言葉で書き直す
パラフレーズした部分は、論文の他の箇所から浮かずに馴染むように書く必要があります。具体的にどうすればいいのでしょうか?
- 順序を変える
- 節全体の構造を変える
- 単独の文を書き換える
- 複雑な文章を分解してシンプルにする(またはその逆)
- 適宜、言葉の順序を変える
- 新たな素材を加える。こうすることで、元のアイデアが補強もしくは微調整され、文章が論文全体の文脈に馴染む。
- 自分なりの言葉とフレーズを使って、自分の文体で書く。
共通言語は使っても問題ないので、引用符でくくらない:
- 一般的に受け入れられている語彙
- 慣習的な名称
- 偏りのない言葉
- 専門用語
その他のパラフレーズ
- 能動態から受動態、またはその逆に書き換える
- 直接話法から間接話法、またはその逆に書き換える
- フレーズを長くする、または短くする
- 同じ意味を持つ別の言葉を使う
注意!
同義語に注意しましょう。手軽なため、この方法を多用しすぎる場合があります。使っても問題のない場合もありますが、同義語の過度な使用により、陳腐な剽窃になってしまうケースもあります。
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