投稿原稿について問い合わせるときの3つのポイント

投稿原稿について問い合わせるときの3つのポイント

ジャーナルとのコミュニケーションに難しさを感じている方は多いのではないでしょうか。若手研究者なら、一層その傾向が強いかもしれません。中でも、原稿投稿後にステータスが長期間変わらない場合の対応に困惑してしまうケースが多いようです。どれくらい待ってから問い合わせればいいのか、そもそも問い合わせをしてもいいものか、失礼と見なされないかなど、心配は尽きません。そこでこの記事では、ジャーナルに原稿の状況を問い合わせるときに押さえておきたい3つのポイントについて説明します。

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タイミング: 状況の問い合わせは、投稿から少なくとも1か月半~2か月は待ってからにすることをお勧めします。優良ジャーナルの多くは、スクリーニングしなければならない投稿原稿を大量に抱えています。したがって、あまりにも早く問い合わせると、マイナスの印象を与えてしまう可能性があります。

 

トーン(文面): ジャーナルとコミュニケーションを取る際は、礼儀正しくプロフェッショナルな態度を保つことが大切です。最低限の礼儀として、編集者の氏名と宛先が間違っていないかをよく確認しましょう。(これらの情報は通常、ジャーナルの概要を説明するページ[”About”]や、投稿規定に記載されています。)また、可能な限り仕事用のアドレスから発信し、連絡先を記載した署名も添えるようにしましょう。

 

情報: 原稿の投稿IDを、メールの件名と本文の両方に記載しましょう。これは、ジャーナル側で原稿を追跡するときに必須の情報です。また、原稿を投稿した正確な日付のほか、その後のステータスの変遷状況およびその日付なども、分かれば記載しましょう。

 

実際のメールの例を紹介します。

 

Dear [編集者の肩書と氏名],
 

I have submitted my manuscript [manuscript id: xxxx] to your journal via the online submission system on [date of submission]. However, the status has remained unchanged ever since. I would be grateful if you could let me know whether there has been any further progress on my submission.
([投稿日]に、オンライン投稿システム経由で原稿[原稿ID: xxxx]を貴誌に投稿しました。しかしながら、それ以降ステータスが更新されていません。つきましては、投稿原稿の進捗状況についてお知らせいただければ幸いです。)

 

Sincerely,
(よろしくお願いいたします。)

 

XXXX [あなたの氏名と連絡先]

 

 

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