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質問: 装置貸与側のオーサーシップについて
質問の内容 -
初めまして。私の研究テーマは非常に高価な測定装置が必要であり、研究室が所有していないため、企業に無償で搬送費のみを支払った状態で貸与してもらいました。測定結果を使った論文を投稿する際に、測定装置を無償で貸してくれた個人企業の社長を著者とみなすべきかどうか、教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。
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回答:
ICMJEのオーサーシップガイドラインによると、著者としての資格は、以下の4つの基準のすべてを満たす場合に認められます:
- 研究の構想やデザイン、あるいは研究データの取得・分析・解釈に相当の貢献をした
- 重要な知的内容を執筆した、あるいはそれに対して重要な修正を行なった
- 出版前の原稿に最終的な承認を与えた
- 研究のあらゆる側面に責任を負い、論文の正確性や整合性に疑義が生じた際は適切に調査し解決することに同意した
このガイドラインに従うと、あなたに装置を貸した社長は、著者資格を満たしていません。ただし、同じガイドラインに、著者以外の貢献者について次のように規定されています: 「オーサーシップに関する上記4つの基準を部分的に満たす貢献者については、著者とはせず、謝辞を送る」。
したがって、ご質問への回答としては、社長に共著者の資格は与えられず、支援への感謝を謝辞のセクションで述べることが望ましいということになります。
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