査読者と学術専門家のグローバルな視点を知る: ライブQ&Aセッション
査読者に会う機会があったら、何を聞いてみたいですか?中国のプラットフォーム「ScienceNet」で開催されるライブQ&Aセッションでは、経験豊富な査読者に、気になることを直接訊くことができます。日頃の疑問を解消して、査読に向き合うための準備を整えましょう。査読者の立場からは、著者の疑問を知ることで、著者が抱える問題への理解を深めることができます。
スピーカー
Michael Willis
Wiley研究者代理人
古典(古代史と文学)を学んだ後、CatchWord社で学術出版社向けオンラインジャーナルの発行に携わった。2005年にBlackwell Publishing社に入社し、健康科学のジャーナル編集部に配属された。2014年からWiley社EMEA(欧州、中東、アフリカ)地域の編集部を統括し、あらゆる分野と査読モデルを網羅する査読のベストプラクティスの開発と実践を推進した。2019年からは研究者代理人(Researcher Advocate)を務め、出版社として、論文投稿プロセスにおける編集者、査読者、著者のニーズをどうすれば満たすことができるかを探っている。2016~2017年に国際編集者会議会長を務めた。
Twitter: @mwillispub
LinkedIn: https://www.linkedin.com/in/michael-willis-86b3423
Mriganka Awati
カクタス・コミュニケーションズSenior Writer
学術コミュニケーション分野で16年以上の経験を持ち、論文校正、トレーニング/メンタリング、研究者教育イベントの管理、研究者向けトレーニングおよびソートリーダーシップコンテンツの作成と戦略計画の立案および実装に携わった。日本と中国で研究者向けに出版したアカデミックライティングに関する3冊の書籍では筆頭著者として執筆を担当した。カクタス・コミュニケーションズが実施した2件のグローバル調査プロジェクト(学術出版に関する研究者の視点、学術界におけるメンタルヘルス)にも携わった。
Jia Yang
Taylor & Francis中国拠点Researcher Development & Outreach部門マネージャー
学術ジャーナルの出版開発に長年携わり、学術分野における国内外の交流と協力で豊富な経験を持つ。現在はTaylor & Francis Publishing Groupで査読協力プロジェクトを担当し、査読の効率を改善するとともに、公平性と透明性を高めることに取り組んでいる。出版業界に入る前は博士課程で学び、清華大学とジョージア工科大学で研究助手を務めた。SCI収載ジャーナルで10本以上の論文を発表し、600回以上引用された。
Dr. Wajida Perveen
CMHラホール・メディカル大学歯学研究所(パキスタン)医療衛生学研究科理学療法学科長/准教授、ピアレビュー・ウィーク2022運営委員
臨床医および研究者としての経験を持つ、パキスタン出身の理学療法士。公共部門、民間企業、学術機関、個人医療機関でサービスを提供しており、筋骨格系および小児科のリハビリテーション領域で幅広い経験を持つ。キング・エドワード医科大学で理学療法の学士号を取得し、t-DPTおよびMS-OMPTの資格を持つ。現在はパキスタンのラホール大学で博士課程に在籍している。国内外の多くの査読ジャーナルで査読者を務め、国内外のジャーナルや学会での発表経験も持つ。国際理学療法ジャーナル編集者協会(ISPJE)、PT Educators Network、Pain Network、Network for Health Promotion in Life and Work (HPLW)、環境理学療法協会(ノルウェー)、国際疼痛研究協会(IASP)、英国理学療法研究協会執行委員会のメンバー。ピアレビュー・ウィーク2021/2022運営委員。ドイツ、インド、マラウイの仲間たちと教育関連の共同研究プロジェクトにも取り組んでいる。現在、CMHラホール・メディカル大学歯学研究所の医療衛生学研究科で理学療法学科長/准教授として勤務している。
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