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質問: これは二重投稿に当たりますか?
質問の内容 -
外国語で執筆した博士論文の一部の内容を再構成し、博士論文では提示したなかった新しい結論を導いて、博士論文とは別の言語でジャーナルに投稿することは、二重投稿に当たりますか?
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回答:
ご質問の概要に基づいた回答は、以下のようになります。
「二重投稿」を心配されているのは、博士論文の一部を母語もしくは外国語ですでに出版していた場合に対してでしょうか。もしそうなら、二重投稿ではなく「サラミ論文」に当たります。これは、出版点数を増やすことを目的に、1つにまとめられるはずの論文から複数の論文を作成するものです。
しかし、今回は博士論文の一部を再構成して別の結論を導くとのことです。出版済み博士論文の視点と結論と比較して十分に異なる内容になっているのであれば、新規の論文とすることが可能です。 1つの博士論文から複数の論文を派生させることは、ごく一般的な行為です。なぜなら、博士論文は複数のトピックをカバーした大きな文書で、ジャーナル論文はトピックを絞った小さな文書と言えるからです。
新しい論文が出版済み博士論文とあまり変わらない場合は、補遺(addendum)として同じジャーナルに発表することを検討しましょう。
具体的な決断を下してプロセスを進める際は、スーパーバイザーやジャーナル編集者にも相談してみましょう。ジャーナルには、投稿前の問い合わせを行うとよいでしょう。
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