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質問: ジャーナルとやり取りする際、どんなことに気をつけるべきですか?
投稿論文の状況の問い合わせであろうと、論文内の誤りについての報告であろうと、あるいは修正原稿の締め切りを伸ばしてもらうようお願いする場合であろうと、ジャーナルとやり取りときは誰でも神経を使うものです。をするということになると、著者は躊躇してしまうものです。ジャーナル編集者は著者からメールを受け取ることを快く思わないだろうと、多くの著者が思い違いをしています。
しかしながら、他人の意見を頼るより、編集者に直接聞いて疑問を明らかにしたほう良いことは多く、そういう場合には、編集者に一筆書かなければなりません。たとえそうなっても、ためらってはいけません。適切な礼儀と形式を守っていれば、ジャーナルとやり取りもうまくいくでしょう。
ジャーナルの編集者にメールを書く際は、以下のことに留意してください。
1. 編集者に対し、敬意をこめて対応する。
2. 礼儀正しく、丁重なトーンでメールを書く。
3. 文語的な文体を用い、敬称を用いる。
4. 文章は明快かつ如才なく。
5. たとえ同意できない点があったとしても、編集者を論破しようとしたり、非難してはいけません。丁寧に自分の見解を伝え、なぜ同意できないのか説明しましょう。
6. 査読者や編集者のコメントに回答する場合には、一つ一つの問い合わせにそれぞれ回答し、自分の意見を証拠や論理的推論によって裏付けしながら答えましょう。
論文を採択するかどうかの意思決定はジャーナルによってまちまちで、数日から数週間、時には数ヶ月かかる場合もあります。多忙であなたの論文を読む時間がないのかもしれませんし、あるいは採択の判断に時間がかかっているのかもしれません。エディターは大変多忙であなたの論文を見ている時間がないのかもしれません。判断するために時間を割いているところかもしれません。状況に応じて、編集者に丁寧なメールを送り、「ご連絡をお待ちしています」と問い合わせてみてください。