質問: review paperの引用について

質問の内容 -
論文執筆時の参考文献の引用方法についての質問です。 review paperを読んで、執筆に必要な内容を参考文献を引用する場合は、原典のみを参考文献とすべきですか?それとも原典およびreview paperを参考文献とすべきですか? 前者が正しい方法だとすると、review paperが引用される機会がほとんどない気がするのですが、認識として正しいでしょうか?
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回答:

他の人がある原著論文(一次資料)を引用している二次資料については、その二次資料を引用するのではなく、原典にさかのぼってそれを引用するようにしましょう。何らかの理由でそれができない場合は、二次資料、つまりreview paperを引用することも可能です。


原典にあたることができたら、それのみを引用すればよく、二次資料には触れる必要はありません。ただ、原典に対するreview paperの著者の解釈や観察事項について述べたい場合は、二次資料にも触れる必要があるでしょう。


二次資料を引用することは問題ありませんが、参考文献欄がそればかりになりすぎないよう注意しましょう。著者に求められるのは、原典を参照しつつ、それに対する他者の研究や見解に頼りすぎないことです。原著論文に比べてreview paperが引用されにくいのには、このような理由があります。


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