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質問: 査読に時間がかかっていて、急いでもらいたいときはどうすればいいですか?
3つの疑問点に、1つずつ順番にお答えします。
論文の処理を早めてもらうよう編集者に伝えるべきか?
論文を投稿してから、おそらく2.5~3ヶ月が経過した頃でしょうか。この間、論文は編集者(AE)の手に渡り、査読にも回っているので、プロセスは進んでいると言えます。投稿先が、大量の論文が投稿されているエルゼビアのジャーナルであることを考えると、多少時間がかかるのは仕方がないことかもしれません。先述したように、プロセスは進んでおり、ステータスが更新されているのも確かなので、もう少し待ってみることをお勧めします。どうしても気になる場合は、もう1週間ほど待ってみてから、現在の状況を問い合わせてみましょう。
論文の処理を早めてもらうための適切な伝え方は?
あなたにとって、この論文の行く末がきわめて重要である事情があるのかもしれません。そうであれば、編集者にその事情を伝えましょう。細部まで説明する必要はありませんが、今後の動き方の指針にもなるので、結果や現状をできるだけ早く知りたい旨を伝えましょう。ハンドブック「A practical handbook of templates for communicating with the journal」のレクチャー6と7に、このような状況におけるコミュニケーションのテンプレートが紹介されているので、参考にしてください。
論文の担当者がはっきりしない場合、誰に問い合わせるべきか?
確かに、エルゼビアの投稿システムは最近変更されたようです。時間がかかっているのは、これも1つの要因かもしれません。しかし、エルゼビアのような大手出版社であれば、このような変更にも万全の対策がなされているはずです。もちろん、編集者が変わった可能性もあります。いずれにせよ、Journal Article Support Publishing Centerのページに問い合わせフォームが用意されているので、そこから問い合わせてみましょう。
次のステップに進めることを願っています!