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質問: 論文掲載誌のインパクトファクターは、履歴書にどのように記載すべきですか?
質問の内容 -
2年前、とある高名なジャーナルに論文が掲載されました。論文掲載時のインパクトファクターは4.52でしたが、現在は3.962まで下がっているようです。履歴書(研究業績書)には、現在の数値と出版時の数値のどちらを記載すべきですか?
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回答:
興味深いご質問ですね。基本的には、論文が出版された当時のインパクトファクターを記載すべきです。補足情報として、論文が掲載されたジャーナルがデータベースにインデックスされているかどうかも示しましょう。インパクトファクターは不変ではなく、2年ごとに更新される数値なので、履歴書に記載したすべてのジャーナルの数値を修正するのは困難です。履歴書に記載した数値と審査段階での数値が異なる場合もあるかもしれませんが、その都度説明を加えれば問題ありません。
履歴書にインパクトファクターを記載することの可否は、分野によって見解が異なります。分野によっては、トップジャーナルの情報は全員が把握しているので記載は不要、と考えられています。インパクトファクターは、これまでジャーナルや研究者の質を測るための最重要指標とされてきましたが、その信頼性が失われつつある現在、この数値に過度に頼ることに抵抗を感じる人もいます。また、履歴書を審査する人が、インパクトファクターではなく、応募者が能力向上のために何をしてきたかを重視する可能性もあります。このように、多くの研究者や助成団体が、オルメトリクスやさまざまな指標を組み合わせたものに目を向け始めています。
まずは、専門分野での慣例や、履歴書の提出先がインパクトファクターを重視しているかどうかを調べてみましょう。また、研究の影響度を示すその他の指標を履歴書に加えることも検討してみてください。
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