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質問: はげたかジャーナルとは知らずに学会発表登録してしまい、アクセプト後に気づきました。取り下げるにはどうしたらよいですか。
質問の内容 -
有名な学会と同じ略称を使っていて、アクセプトの通知があるまではハゲタカジャーナルとは気づかず、発表の手続きを行なおうと思って開くと、発表者は5名だけ、エンジニア分野、社会科学分野も7名や2名などとなっており、発表を取り下げたいのですが、contact usで連絡ができず、論文投稿のみの受付となっています。どうしたらよいですか。
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回答:
大変残念な状況ですが、このような例は珍しくありません。「有名な学会と同じ略称を使って」いるという事実が示す通り、ハゲタカ出版社の偽装は、ますます巧妙になっているからです。
ただ、費用の支払いはしていないようですし、今回は学会論文なので、まだましな状況と言えるかもしれません。学会論文はいわゆる「作業中」の論文で、今後大幅な加筆変更をするはずなので、今回提出した論文は最終版の論文ではないはずです。
よくあるパターンでは、今後このハゲタカ出版社が強引な要求をしてくることが考えられます。具体的には、高額な取り下げ料を請求する、あなたのスーパーバイザー/所属先に連絡すると脅す、提出された論文を公開して使えないようにすると脅す(偽ジャーナルで出版された論文には価値がないため)、などです。
このような場合には通常、原稿の取り下げを求めるメールを出すようアドバイスしています。返答がない場合は、再度メールを出し、「一定の期日までに返事がなければ、原稿は取り下げられたものとみなす」と告げましょう。そして、期日までに実際に返事がなければ、「期日までに返事がなかったので、原稿は取り下げられたものと理解した」というメールを出します。
このような状況への対応方法については、以下の記事も参考にしてください:
また、ジャーナルとやり取りをする場合は、こちらのハンドブックが便利です: A practical handbook of templates for communicating with the journal
状況が良い方向に向かうことを願っています!
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