学会参加に向けて準備しておきたい15項目
学会への参加は、研究者の重要な活動の1つです。学会では、新たな出会い、学び、意見交換、初めての街への訪問など、さまざまな機会が得られます。学会は、学びを深め、つながりを広げるための多様な機会を提供してくれる場なのです。学会に参加することで自分のキャリアにいかに多くの恩恵がもたらされるかを知っている人は、学会シーズンの到来に胸を躍らせていることでしょう。
しかし、学会への参加が高い壁のように感じられることもあるでしょう。この記事では、学会に参加する準備を進めている人に向けて、最大限の効果を得るためのヒントをご紹介します。以下のインフォグラフィックは、今シーズンの学会参加のガイドとして、学会を最大限に活用するための15項目をまとめたものです。
※こちらの図はPDF版のダウンロードが可能です。参考資料としてお気軽にご利用ください。
学会参加に向けて準備しておきたい15項目
計画を立て、優先順位をつける:
- 自分の専門分野とキャリアステージに合った学会を選ぶ
- 学会の議題(アジェンダ)を確認し、興味を持った論文のアブストラクトに目を通す
- 興味を持った発表者をリストアップし、参加したいセッションの優先順位をつける
現地ではリラックスし、自信を持つ:
- 開催地や会議場、休憩場、トイレなどの場所を把握しておく
- 着心地の良い服装と歩きやすい靴を選ぶ
- 自信を持ち、安全地帯から飛び出すことに躊躇しない
各セッションへの参加を有意義なものにする:
- セッション中はノートをとり、その日の終わりにノートを見返す
- プレゼンテーションで理解できなかったことは、質問する
- 興味が湧き、今後勉強してみたいと思ったテーマやアイデアをノートに記録する
社交的に振る舞う:
- ほかの参加者と交流し、有意義なコミュニケーションをとる
- 懇親会や課外活動などの学会関連イベントに参加する
- 展示ブースに行き、スポンサーが提供する最新の製品やサービスについて学ぶ
長期的な関係性を築く:
- 共同研究をしたいと思った研究者と名刺交換をする
- ソーシャルメディアでも参加者たちと交流し、学会の最新情報を共有する
- 交流を持った参加者たちと、学会後も連絡を取り合う
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