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国際ジャーナルの編集者と東アジアの研究者:2つの調査
論文掲載過程において東アジアの研究者が直面している問題は何でしょうか。また、ジャーナル編集者は、東アジア諸国からの投稿についてどのように感じているでしょうか。Learned Publishing of The Association of Learned & Professional Society of Publishersで発表された本研究は、調査結果を示し考察するとともに、著者とジャーナル編集者のものの見方にギャップがあることを強調し、ギャップを埋めるよう勧めています。
アブストラクト
東アジア諸国(特に中国、日本、韓国)は、地球規模での研究成果に寄与する国として急速に台頭してきている。けれども、言葉と文化の壁により、こうした国々の研究者が論文掲載において彼ら固有の問題に直面している可能性がある。さらに、これらの国からの投稿が増えるにつれ、ジャーナル編集者は投稿論文を処理する際に出会う問題に見られる傾向をつかむことができるかもしれない。本研究では、2つの調査研究の結果を示す。1つは英語のネイティヴスピーカーではない東アジアの研究者に関する調査、もう1つは国際ジャーナルの編集者に関する調査である。調査の目的は、論文掲載過程において東アジアの研究者が直面する問題と、それらの国々からの投稿論文に対するジャーナル編集者の認識(ものの見方)を明らかにすることであった。ここでは、調査結果を示し考察するとともに、論文の著者とジャーナル編集者の認識の違いに焦点を当て、この違いを埋めるための提言を行う。
引用文献
Cerejo, Clarinda. "International journal editors and East Asian authors: two surveys." Learned Publishing 27 no. 1 (2014): 63-75(13).
論文のダウンロード:「国際ジャーナルの編集者と東アジアの研究者:2つの調査」
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