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質問: 実験報告書の書き方について
どのような研究論文であれ、自分で執筆する前に、まずは出版済みの論文をいくつか読んでみることが大事です。各種学術論文は、それぞれ特有のスタイルで書かれていることを理解した上で、それらのスタイルに従って書かなければなりません。実験報告書を書くつもりであれば、すでに出版済みの実験報告書をいくつか読んでみましょう。読み慣れてくれば、論文の書き方も自然と明らかになってくるはずです。
一般的に、実験論文あるいは実験報告書は以下のような構成となっています。
序論(Introduction): 研究の課題と目的、リサーチクエスチョンを述べます。
関連研究(Related Work): 分野における関連研究の概要を簡単に説明します。文献レビューと同様のものですが、そこまで徹底的に行うものではありません。
実験計画(Experimental Design): なぜその計画が研究課題に適しているのかを説明します。
方法と材料(Methods & materials): 実験の実施方法と使った材料について、詳細に説明します。他の人が必要に応じて実験を再現できるよう、細部まで詳しく書きます。
結果と考察(Results and Discussion): 実験結果とその意義についての考察を述べます。
参考資料:
https://owl.english.purdue.edu/owl/resource/670/03/
http://link.springer.com/chapter/10.1007/978-3-7091-6743-4_18#page-1
http://www.editage.com/insights/a-young-researchers-guide-to-writing-an-original-research-article