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質問: 出版によって公開されたデータセットを再利用する際のルールはありますか?
データシェアリングを義務付けている出版社は、データをオープンにして再利用可能にすることを目的としています。出版によって公開されるデータセットは、多くの場合、自由な再利用が可能ですが、適切に引用を行なって帰属を示すことが必要です。一般的には、論文やジャーナルがとくに定めていない限り、著者の許可を得る必要はありませんが、専門分野ごとのデータ引用方法に従うようにしましょう。これには通常、著者名、出版日、タイトル、出版社、DOI(デジタルオブジェクト識別子)が含まれます。
データセットを引用するときは、分野ごとのスタイルガイドを確認することをお勧めします。データ引用フォーマットの例を以下に示します:
APA: Cool, H. E. M., & Bell, M. (2011). Excavations at St Peter’s Church, Barton-upon-Humber [Data set]. doi:10.5284/1000389
Chicago: (Footnote) H. E. M. Cool and Mark Bell, Excavations at St Peter’s Church, Barton-upon-Humber (accessed May 1, 2011), doi:10.5284/1000389.
(Bibliography) Cool, H. E. M., and Mark Bell. Excavations at St Peter’s Church, Barton-upon-Humber (accessed May 1, 2011).doi:10.5284/1000389.
MLA: Cool, H. E. M., and Mark Bell. “Excavations at St Peter’s Church, Barton-upon-Humber.” Archaeology Data Service, 2001. Web. 1 May 2011.<http://dx.doi.org/10.5284/1000389>.
Oxford: Cool, H. E. M. and Bell, M. (2011), Excavations at St Peter’s Church, Barton-upon-Humber [dataset] (York: Archaeology Data Service), doi:10.5284/1000389
同様に、Dryadなどのリポジトリからデータセットを使用する場合も、そのリポジトリが定めているフォーマットに従いましょう。以下は、Dryadのデータ引用フォーマット例です:
Kingsolver JG, Hoekstra HE, Hoekstra JM, Berrigan D, Vignieri SN, Hill CE, Hoang A, Gibert P, Beerli P (2001) Data from: The strength of phenotypic selection in natural populations. Dryad Digital Repository.doi:10.5061/dryad.166