質問: 査読者に進捗状況を直接確認するのはルール違反ですか?

質問の内容 -
論文を投稿したジャーナルが、査読者候補4名をカバーレターに記載するよう定めていたので、それに従って4名の教授に査読者候補として名前を記載する許可をもらい、それらの情報を記載したカバーレターをジャーナルに送りました。その後8ヶ月経っても返答がなかったので、論文の状況について問い合わせると、「1人からは査読結果が返ってきたが、2人目の結果がまだ届いていない」との返答でした。現在、投稿から1年近くが経過していますが、2人目からの結果をいまだに待っている状態です。査読者に直接、査読の進捗状況を確認しても問題ありませんか?
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回答:

査読者に直接コンタクトをとることは、絶対に控えましょう。著者と査読者の直接的なやり取りは、ジャーナルの機密保持方針に抵触するため、ジャーナル側が良く思いません。


また、実際の査読者が誰なのかは、あなたも知らないはずです。ジャーナルが査読者候補をリストアップするよう求めていたとしても、そのリスト通りに査読者が選ばれるとは限りません。最終的に査読者を選ぶのは編集者です。あなたがリストアップした候補者は、誰も選ばれていない可能性もあります。したがって、査読者に直接メールを送ることはナンセンスです。


その代わり、23週間に一度の頻度でジャーナルにメール送って、論文の状況を尋ねるとともに、プロセスの進行を速めてもらうようお願いしてみましょう。


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