研究者のための学術出版イベント「Pubathon」をお見逃しなく!
ジャーナルでの論文出版は、研究者にとって大きな目標です。この度のパンデミックでは、迅速な論文発表の重要性が浮き彫りになりました。出版サイクルがますますスピードアップする中、研究者たちは、論文出版プロセスをいかに早く進めるか試行錯誤しています。
しかし、多くの研究者がリジェクトという壁に突き当たります。査読に至る前に原稿を突き返されてしまうデスクリジェクトも少なくなく、この場合はフィードバックをもらうことすらできません。リジェクトを繰り返さないようにするには、その理由を知ることが重要です。
そこでカクタス・コミュニケーションズ(カクタス)は、リジェクトを回避しながら投稿プロセスを迅速化させるヒントを提供する場として、グローバルな無料イベント「Pubathon」を企画しました。
論文を投稿する場合は、ジャーナルのガイドラインに従う必要があります。しかし、ガイドラインを守っていないという理由でデスクリジェクトされる例は少なくありません。なぜそのようなことが起きるのでしょうか?これを避けるにはどうすればいいのでしょうか?
この双方向型のライブイベントで、論文投稿に関するジャーナル編集者の視点を理解し、そうした疑問を解き明かしましょう。イベントは、ベテランのジャーナル編集者と研究者によるパネルディスカッションおよびQ&Aセッションという形で行われます:
Day 1
開催日時: 2月25日(木)23:00(14:00 GMT)
テーマ: 私たちジャーナル編集者が、あなたの論文投稿に手を差し伸べます
Dr. Helle V. Goldman/Polar Research誌編集長
Emma Huck/テイラー&フランシス(T&F)社コミッショニング・エディター
Day 2
開催日時: 2月26日(金)23:00(14:00 GMT)
テーマ: 私たち研究者が、アクセプトにつながる論文投稿のコツを伝授します
Shruti Turner/インペリアル・カレッジ・ロンドン博士研究員
Dr. Ola Al-Batayneh/ヨルダン科学技術大学小児歯科学部教授/BMC Oral Health誌編集者
各日90分のセッションでは、論文投稿をテーマとして、研究者が直面する課題や、ジャーナルが著者に求めることついて意見が交わされます。Q&Aセッションでは、スピーカーに直接質問することができます。また、人工知能(AI)を活用した論文チェックツールのR Pubsureを体験できるワークショップもあります。
カクタスCEOのAbhishek Goel は、出版プロセスの迅速化の必要性を念頭に置きながら、次のように述べています。「私たちは、研究者たちが出版プロセスを正しい方法でスピーディーに進められるようサポートし、デスクリジェクトの可能性を最小限に抑えたいと考えています。パンデミックによって投稿論文数がますます増えている中で開催されるこのイベントは、非常にタイムリーなものだと言えるでしょう」。
AIが学術出版に変化をもたらしつつある今、研究者として、変化に乗り遅れないことが必要です。そうした状況を踏まえ、カクタスの製品および戦略部門でディレクターを務めるChris Leonardは、R PubsureとPubathonについて次のように語っています。「Pubathonは、研究者たちが抱いている共通の疑問に取り組む試みです。それと同時に、業界初の高機能な原稿チェックツールとして評価を得ているR Pubsureの力を体感できる機会にもなっています」。
Pubathonは、科学を進歩させるための方法について活発な議論が交わされ、今後に向けたヒントを得られる場になるでしょう。世界中の研究者たちのために企画された学術出版イベントPubathonについての詳細は、こちらをご覧ください。
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