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質問: コントリビューションをつける基準と著者の順番について。
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回答:
複数著者による論文では、多くのジャーナルが、各著者の貢献を説明した文書を求めます。専用のフォームやテンプレートを用意しているジャーナルもありますが、著者に任せているところもあります。オンラインで検索して、ジャーナルが定めたテンプレートをチェックしてみましょう。そうすれば、どのような基準があるのかが分かるはずです。ご参考までに、こちらのテンプレートをご覧ください。
オーサーシップの基準に関するICMJEガイドラインによれば、個々の著者が論文にどのように貢献したかを明確にする必要があります。以下の役割やタスクを担った人のリストを作成するとよいでしょう:
- 研究の構想やデザイン
- データの収集
- データの分析と解釈
- 論文の執筆
- 論文の重要な修正
- 出版前の最終版の承認
共著者の名前は、一番最後に書くようにしましょう。貢献度に関する書類を用意したら、ジャーナルに提出する前に、必ず共著者全員のサインをもらいましょう。
以下の記事も参考にしてください:
共著者の順番については、分野によって慣例が異なります。通常は、研究にもっとも重要な知的貢献(研究のデザイン、実験データの収集と分析、論文の執筆)をした人が筆頭著者となります。筆頭著者の後は、貢献度の高い方から順に記載するのが一般的です。ただ、貢献度が同程度で、著者名の順番がとくに問題とならない場合は、アルファベット順に記載することもあります。しかしながら、オーサーシップに関する争いを避けるためにも、オーサーシップと著者名の順番については、プロジェクト開始時に話し合っておくのが賢明でしょう。
より詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください: オーサーシップ (Part 2): 論文著者の順番を決める
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