Q&A with エディテージ:研究論文の方法(メソッド)セクションはどのように書けばよいのか

研究論文の方法セクションは、著者が最終的な結果に到達するまでのルートを記述し、読者が研究をよりよく理解するために非常に重要です。研究論文の方法セクションを書くことは、最も簡単な部分のように思えるかもしれませんが、最も詳細が欠落していることが多いのです。そこで、エディテージの経験豊富なエディターであるLindsayに、研究論文の方法セクションを書くための簡単なコツを教えてもらいました。

読者が研究を再現できるような十分な詳細を記載する

研究論文の方法セクションを書くとき、まず確認したいのは、読者があなたの研究を正確に再現できるよう、十分な詳細を提供することです。つまり、使用するさまざまな試薬や機器のメーカー情報、培養条件、遠心分離条件など、すべての詳細を記載する必要があります。これらの手順を詳細に記述した別の研究がある場合は、研究論文の方法セクションでその研究を参照し、そのプロトコルに加えた修正に関する詳細を記載すればよいのです。

短いサブセクションで論理的に方法を整理する

研究論文の方法セクションを書く際の2つ目のステップは、このセクションを論理的に整理することです。これは、短いサブセクションまたは短い段落を含みます。こうすることで、読者は方法論を明確に理解でき、あなたの研究を再現する際に手順を見落とさないようになります。

方法セクションの最後に統計解析のサブセクションを入れる

最後に、研究論文の方法セクションの最後に、統計解析のセクションを含めるようにしましょう。これには、実施したすべての統計検定、適用したアルファレベル、分析に使用したソフトウェアの説明が含まれることになります。

エディテージ

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この記事を書いた人

2002年に設立された、カクタス・コミュニケーションズの主力ブランドであるエディテージの目指すところは、世界中の研究者が言語的・地理的な障壁を乗り越え、国際的な学術雑誌から研究成果を発信し、研究者としての目標を達成するための支援です。20年以上にわたり、190か国以上の国から寄せられる研究者の変わり続けるニーズに対応し、研究成果を最大限広く伝えられるよう、あらゆるサポートを提供してきました。
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