パブリックナレッジプロジェクト(PKP)とパートナーシップ締結

英文校正・論文投稿サポートを提供するエディテージは、多大学が参加するイニシアティブであり、無料オープンソースソフトの開発、学術出版のクオリティ向上や普及のための調査研究を行うパブリックナレッジプロジェクト(PKP)と新たにパートナーシップを締結する運びとなりました。

エディテージは、このパートナーシップを通じて、PKPのオープンジャーナルシステム(OJS)の利用者に英文校正及びジャーナル出版のサポートを特別割引料金で提供する。OJSとは、オープンアクセス出版がより多くのジャーナルで選択可能なオプションとなるよう、世界中のジャーナルに無料配布されているオープンソースソフトです。執筆者でも編集者でもOJSの利用者は、エディテージプラグインをダウンロードするだけでエディテージのサービスに直接アクセスすることが可能となります。

PKPの出版サービスコーディネーターであるジェームズ・マグレガーは、次のように述べています。「オープンジャーナルシステム(OJS)に、簡単にプラグインするだけでエディテージのサービスを執筆者や編集者がに提供できることは、非常に喜ばしい。その上、エディテージは、OJSの利用者全てに特別割引料金を適用するとのこと。これらのサービスは、特に最後の仕上げをする時のあと一押しのサポートが必要な執筆者にとっては貴重なものとなるだろう。また、編集者もより完成度が高い出版物にするための編集・出版サービスを受けることが出来る。これらは、エディテージとPKPとの実りあるパートナーシップの最初の一歩であって、これから更に何がもたらされるのか楽しみにしています。」

エディテージは、英文校正・投稿支援サービス以外にも、執筆者のための包括的な教材となるエディテージ InsightsPKPスクールウェブサイトにて提供する。PKPスクールウェブサイトは、世界中の学術出版のクオリティ向上に寄与するように作られたオンラインサイトであり、マイペースで学べるオープンコンテンツを提供します。

エディテージを運営するカクタス・コミュニケーションズの米国支社代表ドナルド・サムラック(Donald Samulack)は次のように述べています。「私たちは、PKPの成長に注目していました。彼らのビジョンを高く評価しているだけでなく、OJSが学会やジャーナル及び学術図書コミュニティの中での新規出版の動きを探し出し、普及促進していくためのオープンソース学術出版プラットフォームの役割を果たしているという事実も評価しています。私たちは、彼らのミッションと足並みを揃え、PKPコミュニティのためのサービスやツール開発に邁進し続けることを誇りに思います。」

パブリックナレッジプロジェクト(PKP)について 1998年に設立されたパブリックナレッジプロジェクト(PKP)は、研究者や一般人による調査研究のクオリティ向上を目的とした非営利の多大学が参加するイニシアティブです。

PKPは、無料のオープンソースソフトウエアの開発、学術出版のクオリティ向上と普及を目指した調査研究を実施する等、グローバルでバーチャルな活動を展開している。

2005年より、サイモンフレイザー大学(SFU)図書館がPKPの運営管理を担い、ソフトウェアの開発やサポート、PKP出版サービス、及びその他の運営を担当する。

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この記事を書いた人

2002年に設立された、カクタス・コミュニケーションズの主力ブランドであるエディテージの目指すところは、世界中の研究者が言語的・地理的な障壁を乗り越え、国際的な学術雑誌から研究成果を発信し、研究者としての目標を達成するための支援です。20年以上にわたり、190か国以上の国から寄せられる研究者の変わり続けるニーズに対応し、研究成果を最大限広く伝えられるよう、あらゆるサポートを提供してきました。
今日、エディテージは専門家によるサービスとAIツールの両方を用いて、研究のあらゆる段階で便利に、安心して使っていただける包括的なソリューションを提供しています。

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