どうすれば本当に優れた研究課題を見つけられるのでしょうか? 考慮すべきいくつかの重要なポイントがあります。
1つ目のポイントは、その研究課題に新規性があるかということです。つまり、同時期に同じ研究をしているグループがいる場合、後に新規性が問題となり、長い歳月を費やした研究が日の目を見ない可能性があります。
2つ目のポイントは、すでに研究室である程度進めてきたことに焦点を当てた研究にするということです。つまり、どの実験にも必要とされるプロトコルがすでに最適化されている、あるいは少なくとも大部分が最適化されているということが重要です。各プロトコルを個別最適化すると、実験に費やすことのできる貴重な時間を無駄にすることになります。
3つ目のポイントは、インパクトのある研究には不可欠な実験をすべて実施できるかどうかを確認することです。そのために他の研究室との協力が必要になっても構いません。研究の開始前に、その準備を整えておけば良いのです。
そして4つ目の最も重要なポイントが、自分が張り切って取り組めるような研究課題を選ぶことです。好きにもなれず、情熱も湧かないような研究では、苦行のように感じるでしょう。自分が好きだと思える研究に携わることで、研究も結果も、よりインパクトのあるものになるのです。
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