Paperpalが日本の研究者の英文ライティングの質を高め、生産性を向上させる理由

英語で論文を発表することは、研究のインパクトを最大化するために非常に重要です。しかし、日本では、多くの日本人研究者が英語を使う難しさ、特に適切な単語を見つける難しさに直面しており、これは大きな課題となっています1。そこで日本の研究者にとって信頼できるパートナーとして登場したのがPaperpalです。この記事では、日本の大学生や研究者がどのようにPaperpalを利用して、質の高い英文を作成し、執筆時間を60%削減し、全体的な生産性を向上させ、目標をより早く達成したかをご紹介します。

日本人学生・研究者にとってのアカデミックライティングの課題

英語を母国語としない研究者にとって特に、アカデミックライティングにはいろいろな課題がありますが、日本の文化的な傾向によって、この課題はさらに悪化しています2。これには、留学の優先順位の低さ、英語コンテンツに触れる機会の少なさ、国際的な研究機会の不十分さなどが含まれ、国内での学術出版が盛んであるにもかかわらず、国際的な論文発表の割合が低いことにつながっています3。2023年、日本はEF英語能力指数4で113カ国中87位でした。世界的なパターンとは異なり、日本の若手研究者は年配の研究者よりも英語を使うのが難しいと感じており、英語能力は低下傾向にあります。

このような文化的・言語的障壁は、日本の研究者の英語での研究・論文執筆に影響を与えます。PLOSの調査によると、中程度の英語力を持つ研究者は、英語での論文執筆に51%も多くの時間を費やし、英語論文を読むのに91%も多くの時間を費やしています5。英語でのコミュニケーションにかかる時間と労力を考えると、多くの日本人研究者が英語の学習や使用に不安を感じているのは当然であり、それがさらに質の低下や生産性の低下を招く可能性があります6。このような状況の中、学生や研究者はますますAIを利用するようになっており、54%が週に何度も(中には毎日)AIツールを利用して学術論文の執筆プロセスを楽にしています7

Paperpalのオールインワン学術論文作成ツールが登場

進化し続けるAIの世界では、研究者向けのツールが何百とあり、それぞれが特定の目的を持っています。しかし、アカデミックライティングを理解し、強化するために調整されたものはほとんどなく、研究者が従来の半分の時間で正確に調査、執筆、引用するのを助ける包括的な支援を提供するものはさらに少ないため、Paperpalのオールインワンソリューションは、日本の研究者にとって完璧なAIライティングツールとして際立っています。

Paperpalとは?
エディテージの信頼できるAIライティングアシスタントであるPaperpalは、22年以上にわたる学術出版の専門知識と高度なAIを融合させ、包括的なライティング、言語校正、投稿準備をサポートします。Paperpalの豊富な機能群は、人間の精度を機械のスピードで提供し、日本の学術関係者が自信を持って執筆し、質の高い英文ライティングを実現し、出版プロセスを加速させます。

日本でのPaperpal:このAIライティングツールを誰がどのように使っているのか?
日本の研究者は、言語の壁を突破し、より速く、より良い文章を書くために、Paperpalを定期的に使用しています。ライティングプロセスを簡素化することで、学生や研究者は好きなこと、つまり研究に集中することができます!

日本でのPaperpalユーザーのトップ3は、高校生または学士号取得を目指す学生、修士号および博士号取得を目指す学生、ポスドクおよび教授です。日本では、Paperpalはポスドクや教授などの中・上級研究者(日本におけるPaperpalユーザー全体の24%)に高く支持されており、彼らは学術論文の執筆を効率化するためにPaperpalの機能を利用しています

日本の研究者はPaperpalをどのように活用しているのか?
日本の研究者は、Paperpalを最大限に活用して、学術的な文章を素早く書き、翻訳し、洗練させています。日本の学生や研究者がPaperpalの機能をどのように使っているかを深く掘り下げると、最もサポートを必要としている分野が浮かび上がりました。

日本の研究者は、Paperpalの機能を次のような用途で最大限に活用しています。

  • 学術コンテンツの編集、推敲、校正(1400万語以上の言語チェック)
  • 意味を変えない正確な翻訳(15万件以上の英訳リクエスト)
  • ライターズブロックを解消し、より良いアイデアを伝えるためのライティング支援(12万3,000件以上のテキスト生成)
  • ライティングを強化するための事実に基づいた洞察によるリサーチサポート(2,000件以上の質問)
  • デスクリジェクトのリスクを最小限に抑えるための投稿前チェック(6,000件以上のチェックを実施)

リジェクトのリスクを最小限に抑える投稿準備チェック
より多くの日本人研究者が世界的な一流ジャーナルへの論文掲載を目指す中、論文を完成させ、洗練された状態で投稿することが重要になっています。この傾向は、Paperpalの投稿前チェックを活用し、リジェクトのリスクを軽減する日本の研究者の増加にも反映されています。6,000以上のジャーナルで投稿前チェックが実施され、それぞれ30以上の評価項目で総合的な言語品質と技術的適合性を評価しています。

インパクトを与える:Paperpalが日本のアカデミックの質、スピード、生産性を高める

1. 論文執筆時間を60%削減し、生産性を向上

東京大学岩崎研究室の学生を対象とした調査によると、Paperpalを使用することで、学術論文の執筆時間を60%も短縮できることが明らかになりました7。この生産性の向上は、同大学の学生や研究者の学問的卓越性への道を開き、出版を成功に導く近道となります。

さらに、2024年5月だけで、Paperpalは日本の研究者が6,358時間を節約し、その時間を研究に集中できるようにしたことがわかりました。文法の修正に5,945時間、正確な和文英訳に413時間を節約することができたのです。

これらの試算は、Paperpalによるリアルタイムの処理量と、専門家による校正(1時間あたり2,500ワード)と専門家による翻訳(1時間あたり1,000ワード)の一般的な納期を想定したものです。

2. Paperpal を利用する日本の研究者の増加

ユーザーフレンドリーなインターフェースとローカライズされた支払い体系により、より多くの日本の学生や研究者がアカデミックライティングアシスタントとしてPaperpalを選択しています。Paperpalは現在20,000人以上の日本の研究者に利用されており、過去1年間で日本の利用者数が5倍に増加しました

3. 日本の研究者がレベルアップのためにPaperpal Primeを利用

このように、日本の学生や研究者の関心が高まっていることから、日本はPaperpal Primeの利用が多い国のひとつとなっています。さらに、Paperpal Primeを選択する日本のユーザーの75%以上が年間プランを選択しており、これは優れた学術論文執筆への長期的なコミットメントを意味します。生成AI機能、引用ジェネレーター、一貫性チェック、剽窃検出、投稿準備評価へのフルアクセスにより、日本の研究者は、研究、執筆、編集、投稿のプロセスを次のレベルに引き上げています。

4.Paperpalは日本の研究者の信頼を勝ち得ている

より多くの日本の学生、研究者、専門家がPaperpalを利用するようになり、Paperpalが彼らの研究のプロセスをどのように変えたかについて、多くのフィードバックが寄せられています。2024年5月に日本の大学関係者から得たネットプロモータースコア(NPS)は48.3点で、満足度が高まっており、Paperpalを同僚に薦める可能性が高まっていることを反映しています。一方でGrammarlyのような他のAIツールをチェックしたところ、同月でのNPSは28に留まり、Paperpalがいかに日本の学者にとって価値が高いかが浮き彫りになりました。

Paperpalは、学術論文執筆のプロセスを改善するために、常に先進的なAI機能を構築し、導入しています。私たちは、私たちの取り組みが世界中の学術関係者の生活をどのように変えているのかを目の当たりにし、とてもうれしく思っています。Paperpalの翻訳、校正、パラフレーズ機能は、日本の学術関係者に大変好評で、その正確性、有効性、使いやすさを高く評価していただいています。Paperpalが学術出版に与えた影響について、日本のユーザーからのコメントをご覧ください。

「PaperpalはWordにアドインされていてすごく扱いや すいと思ったのと、英訳、特に英語の⾔い回しなどの 感じがGrammarlyよりもしっくりきたという印象が あります。エディテージの校正者に直してもらった時 の英語と似ている感じがします。」- 理学療法⼠、博⼠(リハビリテーション療法学)、公認⼼理師 ⽵中裕⼈先⽣

「何回かGrammarlyを使って英⽂校正してみていたのですが、その後Paperpalを使って作成された英⽂校正を⽐べてみたときに、Paperpalの⽅が論⽂に適した英⽂に近いように感じました。もちろん、最終的にはエ ディテージの英⽂校正サービスにも出していますが、まずは和⽂を書いて  DeepLなどで翻訳し、次はもうGrammarlyを利⽤せずにPaperpalで作業 するという⼿順に段々となっていきました。」- 順天堂⼤学医学部准教授 後藤景⼦先⽣

「私はプロジェクトリーダーをすることが多いのですが、その場合、⽅法 論と結果は私が書くことになります。その際にもPaperpalのリライト 機能があるから書きやすくなり、時間的な負担も減るため、次の論⽂に 取り組みやすくなっているというのもメリットですね。業績を深めるう えで、Paperpalが⼤きく貢献してくれていると思います。」- ⽴命館⼤学経営学部経営学科教授 ⾦昌柱先⽣

「実はつい先⽇、Paperpalを利⽤して執筆した論⽂がアクセプトされま した。⽇本⽣化学会の論⽂のジャーナルなのですが、100年の歴史があ り、⽣化学会もすごく宣伝している英語のジャーナルです。最近は結構 リジェクト率が⾼くて、アクセプトされるのが難しいと聞いています。 論⽂の執筆は⼤変だったのですが、その論⽂を執筆しているとき、ちょ うどPaperpalの有料版が使えている期間だったので、⾮常に助かりま したね。」- 福⼭⼤学薬学部教授 ⾚﨑健司先⽣

Paperpalは、日本の研究者にとって困難な学術論文の執筆プロセスを変革し、AIを倫理的に使用して、より良い論文をより速く執筆することを支援しています。執筆の過程で複数のAIツールを使用する必要性をなくし、各ステップでの重要なチェックを自動化することで、日本の研究者は何時間も時間を節約し、従来の半分の時間で高品質のコンテンツを作成できるようになります。より多くの時間を手にすることで、日本の研究者は研究に集中し、論文発表の目標達成に近づくことができるでしょう。その結果、日本のトップクラスの大学や研究機関は、成長と卓越の環境を育み、科学に多大な貢献をすることができるのです。

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参考文献

  1. Okamura, A. How do Japanese researchers cope with language difficulties and succeed in scientific discourse in English?: interviews with Japanese research article writers. The Economic Journal of Takasaki City University of Economics, Vol.48, No.3, 2006. Available online at http://www1.tcue.ac.jp/home1/k-gakkai/ronsyuu/ronsyuukeisai/48_3/okamura.pdf
  2. Burbridge, D. Cultural differences: English writing for Japanese researchers. Editage Insights, 2024. Available online at https://www.editage.com/insights/cultural-differences-english-writing-for-japanese-researchers/
  3. Hook, D.W., Wastl, J., Simon, J.P. Japanese Collaboration in the Global Research Landscape. Digital Science Report, 2018. https://doi.org/10.6084/m9.figshare.7296854.v2
  4. Education First 2023 English Proficiency Index. Available online at https://www.ef.com/wwen/epi/regions/asia/japan/
  5. Amano, T. et al. The manifold costs of being a non-native English speaker in science. PLOS Biology, 2023. Available online at https://journals.plos.org/plosbiology/article?id=10.1371/journal.pbio.3002184
  6. Masutani, Y. The Foreign Language Anxiety of Japanese EFL Learners: Focusing on Anxiety When Speaking English. Graduate School of Literary Studies of Doshisha Women’s College of Liberal Arts, 2021. Available online at https://www.jstage.jst.go.jp/article/letkansai/19/0/19_1/_pdf/-char/en
  7. Cactus Communications conducts monitor survey of AI English proofreading and translation tool “Paperpal” at Iwasaki Laboratory, University of Tokyo, Editage, 2024. Available online at https://www.editage.jp/blog/paperpal-monitoring-survey/
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この記事を書いた人

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