エディテージのグラフィカルアブストラクトのサービスをご利用いただいた医師のA先生にサービスのお話をうかがいました。グラフィカルアブストラクトの利点とは。ぜひご覧ください。
A先生プロフィール
専門分野は胆道・膵臓疾患。日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本胆道学会、日本膵臓学会、日本肝臓学会、日本IVR学会、日本内科学会(総合内科)で専門医や指導医の資格を持ち、日本内視鏡学会では学術評議員も務めている
専門分野のグラフィカルアブストラクトが適切に作られたことに驚き
先生の専門について教えていただけますか?
私は胆膵を専門としています。研究内容は、複数のテーマを持っていますが、メインとなるのは「胆管炎の抗菌薬治療と耐性菌の抑制」です。胆管炎を十分に治療しながら、耐性菌の発生を抑えることを目標にしています。
先生がエディテージのグラフィカルアブストラクト制作サービスを利用されたきっかけは何でしょうか?
必要に迫られたのがきっかけです。論文を投稿しようとしたジャーナルにグラフィカルアブストラクトを求められたため、エディテージのカスタマーサポートに、そのようなサービスがあるかを聞いたところ、グラフィカルアブストラクト制作サービスというものがあると教えてもらい、利用してみることにしました。
実際にグラフィカルアブストラクト制作サービスを利用されてみて、どのように感じましたか?
発注前に自分でもパワーポイントで作ってみたのですが、エディテージから納品されたものとは雲泥の差でした。素直に「きれいだ、プロの仕事だ」と感じました。
自分で作成したものと比べて、文字の情報とイラストの整合性が強化されました。自分では用意できるイラストに限界がありますが、納品されたものはこちらが用意したテキストベースのアブストラクトに、より適切なイラストを付けられています。さらに文字としての情報量を増やしながらも、読む気が下がらないような工夫をして全体像に仕上げてくれました。また、制作者が私の専門分野を理解することは難しいと思っていましたが、私が送ったテキストから重要な情報をほぼ適切に抜き出し、グラフィカルアブストラクトが作成されたのには驚きました。
お褒めの言葉をありがとうございます。今回グラフィカルアブストラクトを制作してみて、グラフィカルアブストラクトが研究内容を効果的に伝える助けになったと感じますか?
そう思います。私の論文が有用なものかどうかは論文全体を読んで判断していただきたいのですが、論文を利用する臨床医やデータサイエンティストの皆さんの時間が限られていることも知っています。そのためアブストラクトだけを読んで取捨選択されることは日常的なことと思います。その点、グラフィカルアブストラクトは視覚を利用しますので、読者のストレスを軽減しながら短時間で論文の取捨選択をすることを可能にするのではないでしょうか。目を引きますので、全体を読もうという気持ちになる入り口として効果は高いと思います。
そうですね、いくつかのジャーナル(Journal of Plastic Reconstructive & Aesthetic Surgery/2020など)では、論文にグラフィカルアブストラクトがあった方が引用数が多いという結果も公開されており、今後ますますグラフィカルアブストラクトは重視されていきそうです。
私がグラフィカルアブストラクトを作成するのはジャーナルから求められた場合だけですが、数万円でそれに対応できるならば、グラフィカルアブストラクトが不要なジャーナルに改めて投稿する手間を考えると安いものだと思います。
エディテージのグラフィカルアブストラクト制作サービスを同僚や友人に勧めたいと思いますか?
そうですね。私は今まで4回、グラフィカルアブストラクトの制作を依頼させていただきましたが、4回とも満足しています。次回の必要時もまたエディテージに依頼するつもりです。論文は永久的にネット上に残りますので、グラフィカルアブストラクトが必要な場合には、自作のものより質の高いものをお勧めします。
また、もし読者がグラフィカルアブストラクトを見て拙いと感じてしまうと、論文自体の質も低いという印象を持たれてしまう可能性があります。論文を読もうとしたものの、拙いグラフィカルアブストラクトを見て引き返してしまうかもしれません。
英文校正をエディテージにお願いしているなら依頼手続きの敷居は低くなりますので、尚更グラフィカルアブストラクト制作サービスの利用をおすすめします。
いろいろと貴重なご意見をありがとうございました。
エディテージのグラフィカルアブストラクト制作サービスは、あなたの論文とターゲットジャーナルをお知らせいただくだけで、投稿ガイドラインに合わせたグラフィカルアブストラクトを制作しますので、イメージの制作が不慣れな方やお時間のない方、また研究発表後により多くの方の目に触れるようにしたい、と考えている方は、ぜひこの機会にサービスをご検討ください。
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