エディテージ・グラント2023次点を受賞-Sharifah Munawwarahさんにインタビュー

エディテージ・グラント2023にて次点に選ばれたSharifah Munawwarahさんに、受賞した喜びやご自身の研究について、グラントに応募して感じたことなどを語っていただきました。

Sharifah Munawwarahさんプロフィール
Sharifah Munawwarah


筑波大学博士課程2年(リスク・レジリエンス工学専攻)

マレーシア生まれ。
ボランティア活動やスポーツが好き。

受賞した研究内容について

自律走行ソリューションの領域における人工知能についての研究です。AIアルゴリズムを用いた効率的な運動計画システムの開発は、自動運転車の能力を向上させるだけでなく、より安全で信頼性の高い自動運転車の実現にも大きく貢献します。私は、この研究が自律走行業界に革命をもたらし、事故の減少、交通管理の改善、輸送効率の向上といった未来への道を切り開く可能性を秘めていると信じています。

エディテージ・グラント2023次点を受賞して

エディテージ・グラントの次点受賞はとてつもなく名誉なことであり、私のプロジェクトに費やした努力とコミットメントの証です。この賞は私にとって、評価されたことだけでなく、将来の研究やチャンスへの道を開くという点でも、とても大きな意味があります。審査員の方々、そしてエディテージのスタッフの皆さんのサポートに感謝しています。この受賞は、私の研究の限界を探求し続ける刺激となりました。

ご自身の研究について

修士課程では、主に制御システム理論を学びましたが、人工知能に触れる機会は限られていました。今、私はAIとその応用の世界をより深く探求することに挑戦しています。AIが制御システムをどのように補完・強化し、自律走行やロボット工学など、さまざまな領域で新たな機会や革新をもたらすことができるかを探求したいと思っています。

私が自律走行ソリューションの分野に興味を持った理由は、私たちの移動手段に革命を起こす可能性があるからです。自動車産業や都市モビリティにおける重要な課題に対処するカギを握っていることは間違いありません。将来的には、自律走行ソリューションの安全性と効率性を高める研究に注力したいと思っています。これには、リアルタイムの意思決定のためのより優れたAIアルゴリズムの開発や、車間通信の強化などが含まれます。

普段、若手研究者として感じていること

若い研究者として、私はしばしば興奮と好奇心が入り混じった経験をします。新しいアイディアを探求し、この分野に貢献したいと思う一方で、その難しさに圧倒されることも。とはいえ、それは絶え間ない学習と成長の過程であり、私は意義ある発見をすることに意欲を燃やしています。

エディテージ・グラントに応募した理由

エディテージ・グラントのことは指導教授から教えてもらいました。助成金提案書の作成における私の熟練度を評価するため、私は学術研究論文の出版を促進するための財政支援を積極的に求めています。これは、私に必要なリソースを提供するだけでなく、私の研究をより多くの読者に紹介し、学術界に貢献する間接的な手段にもなると思っています。

エディテージ・グラントに応募してみて感じたこと

今回が初めてのグラント申請だったため、他のグラントと比較することはできませんが、手順も説明もわかりやすかったです。エディテージ・グラントは、優れた研究を表彰するだけでなく、研究者が自分の研究を発表し、資金を確保し、その貢献をより多くの人々と分かち合う場を提供してくれる、素晴らしい機会だと思います。

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この記事を書いた人

エディテージはカクタス・コミュニケーションズが運営するサービスブランドです。学術論文校正・校閲、学術翻訳、論文投稿支援、テープ起こし・ナレーションといった全方位的な出版支援ソリューションを提供しています。

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