エディテージ・グラント2023次点を受賞-土方 禎裕さんにインタビュー

エディテージ・グラント2023にて次点に選ばれた土方 禎裕さんに、受賞した喜びやご自身の研究について、グラントに応募して感じたことなどを語っていただきました。

土方 禎裕さんプロフィール
Sadahiro Hijikata


循環器内科医として一般病院に11年間勤務
2023年4月より東京医科歯科大学大学院に所属

普段は家族と遊んだり、料理したり、旅行したりしている。

受賞した研究内容について

COVID-19の流行に伴って、医療現場では多くの課題がありました。特に急性心筋梗塞の治療は一分を争うものですが、同時に院内へのCOVID-19の持ち込みも防がなければなりません。当時、心電図変化が重要な緊急手術適応の判断基準でしたが、心筋梗塞の一部には心電図変化がみられないこともあります。どうしたらよいのか?というような臨床上の疑問(clinical question)から研究内容を考えています。

エディテージ・グラント2023次点を受賞して

200名以上の中から、5人の大賞に次ぐ、15人の次点に選考いただいたことは非常に光栄なことですし、普段からエディテージの英文校正を使って論文を投稿させていただいていることもあり、カクタスコミニケーションズの皆様に感謝しています。

ご自身の研究について

現在は循環器疾患の入院データベースを用いた解析をしています。データサイエンス分野の進歩も著しく、多様な知識を身につけることに興味があったのがきっかけです。若手研究者として、他の方々のレベルの高さを感じながらも、今後も微力ながら医学に貢献できればと思っています。

エディテージ・グラントに応募してみて感じたこと

このグラントは、エディテージの英文校正サービスにアクセスした際にホームページから知りました。正直、受賞できるとは考えていませんでしたが、英語の勉強と、自分がしたいことをまとめるのに役立つかと思い、応募しました。応募の際は、自分がしたいことを英語にまとめるのに苦労しましたが、Paperpal(AI英文校正ツール)に助けてもらいました。応募方法は若手で未経験者などに易しい印象で、若手研究者を勇気づけるような、このような企画はすばらしいと思います。次点受賞でいただいたクーポンは、今後の英文校正などに使用したいです。

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この記事を書いた人

エディテージはカクタス・コミュニケーションズが運営するサービスブランドです。学術論文校正・校閲、学術翻訳、論文投稿支援、テープ起こし・ナレーションといった全方位的な出版支援ソリューションを提供しています。

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