フロンティアとエディテージが提携を発表

代表的なオープンアクセス出版社のFrontiers(以下、フロンティア)がエディテージと提携し、研究コミュニティ向けの論文投稿支援サービスを提供する運びとなりました。

今回の提携で目指すのは、論文の正確な細部や結論の微妙なニュアンスを明瞭な科学英語で伝えられるよう著者をサポートし、論文のレビュープロセスを早め、さらには出版論文のインパクトが世界中の諸分野の読者の間で高まるようにすることです。

エディテージの出版社・学術機関対応部門ディレクターのNikesh Gosaliaは、今回の提携について次のように述べています。「査読付きオープンアクセスジャーナルは、未来の学術出版の姿です。フロンティアとパートナー関係を結んで著者の皆さんにサービスを提供できることを誇らしく思います」。

フロンティアの査読管理・品質・倫理部門シニアマネージャーのMarie Soulière氏も、次の言葉で熱意を表現しています。「今回の提携を非常に喜んでいます。当社のジャーナルで世界に論文を発信する科学者や研究者の多くは英語ネイティブではないので、エディテージの分野別エキスパートが、著者に価値ある特別サービスを提供してくれることに期待を寄せています」。

フロンティアのジャーナルで論文が掲載されるには、投稿論文の英語が国際的な水準を満たしている必要があります。それにより、分野内での引用と、インパクトファクターの上昇につながるためです。

エディテージは、当初からオープンアクセスの動きを支援しています。急成長する世界的なオープンアクセス出版社と提携関係を結ぶことは、著者支援サービス企業である当社にとって、非常に好ましい動きと言えます。

フロンティアについて

受賞歴のあるオープンサイエンス・プラットフォームで、主要オープンアクセス学術出版社。質の高い査読済み論文を世界中の誰もが迅速かつ自由に読めるようにし、科学と技術のイノベーション、社会の進歩、経済の成長を加速させることを使命としている。オープンアクセスのパイオニアとして、論文出版全体のオンライン化を初めて実施。また、便利なオープンサイエンスツールを多数開発して研究者を補佐し、科学の評価および公開方法のほか、科学を研究者・イノベーター・一般社会に広める方法を根本的に改善した。その取り組みの一例として、バーチャル編集部、人工知能(AI)を駆使した共同査読プラットフォーム、論文と著者の一連のインパクト指標、完全統合型研究者プロフィールがある。2014年、学術出版社協会(ALPSP)の Gold Award for Innovation in Publishing(出版イノベーション大賞)を受賞。

詳細はこちら: www.frontiersin.org

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この記事を書いた人

エディテージはカクタス・コミュニケーションズが運営するサービスブランドです。学術論文校正・校閲、学術翻訳、論文投稿支援、テープ起こし・ナレーションといった全方位的な出版支援ソリューションを提供しています。

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