カクタス、日本の若手研究者を支援する取り組み「エディテージ・ グラント」(Editage Grant)を開始

カクタス、日本の若手研究者を支援する取り組み「エディテージ・ グラント」(Editage Grant)を開始

~5人の若手研究者に、プロジェクト始動の資金としてそれぞれ100万円を提供~

研究者を支援する科学コミュニケーションズ&テクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズ(Cactus Communications、本社:インド・ムンバイ)は、同社が創設したカクタス財団が日本の若手研究者を支援するエディテージ助成金(Editage Grant)プログラムを開始したことを本日発表しました。この支援プログラムでは、日本の若手研究者の研究活動を推進し、彼らの初めての研究事業の立ち上げならびに研究者として国際的なリーダーシップスキルの獲得を支援すべく、5名の優秀な若手研究者を選出し、1人につき100万円の助成金を贈呈するものです。

エディテージ・グラントメインサイト
https://bit.ly/editage_grant

カクタスCEO兼共同創業者のアビシェック・ゴエル(Abhishek Goel)は、エディテージ助成金プログラムの開始に際し、次のように述べています。「この数十年の間、科学研究は著しく活発になり、多くの若手研究者がこの分野に取り組むようになりました。過去20年間において、この分野は進化を続けてきましたが、今なお若手研究者は、長時間を費やすにもかかわらず、キャリアの将来性が制限され、また低賃金のために極めて多くのストレスを受けている例が少なくありません。当社は日本でも事業を展開していますが、エディテージ助成金事業によって、日本の若い才能を育て、そのキャリアの重要な期間における最初の研究プロジェクトの立ち上げを支援したいと考えております」

世界をリードする科学コミュニケーションズ&テクノロジー企業であるカクタスは、日本で事業を開始しました。カクタスの旗艦ブランドであるエディテージは、本年でサービス開始してから20周年を迎えましたが、英文校正、翻訳、文字起こし、出版支援サービスを通じて、2,000を超える分野の学術誌で、約 200 万の研究論文を出版する50万人の研究者をグローバルに支援してきました。エディテージ助成金は、日本の研究者コミュニティへの還元を目的とし、若手研究者のキャリアを支援し、彼らの研究活動を促進するためのプラットフォームを提供します。また、この学術研究育成をさらに促進するため、エディテージでは、選ばれた研究者にワークショップ、セミナー、講座、1対1のメンターシップなどの機会を提供します。

カクタスのエディテージ・リージョナル・マーケティング・ディレクターである湯浅 誠は、次のように述べています。「日本の研究コミュニティが直面している大きな課題の1つは、若手研究者へのサポート不足です。この問題に対処するために、当社は2016年にエディテージ・エッジ・プログラムを開始しましたが、これをさらに進化させます。エディテージ助成金事業の開始により、より良い資金援助およびエディテージやResearcher.Lifeサービスの提供を通じて、ミレニアル世代の研究アイデアを形にし、学術界のグローバルリーダーになることを目指して彼らの最初の研究活動始動を後押したいと考えています。」

本助成金の対象者は、2022年11月1日の時点で年齢は22~35歳以内で、修士号またはそれに相当する高等研究資格を有する方です。2023年4月26日以前の過去365日において、ほとんど資金援助を受けていない応募者を優先します。

応募者は、2023年1月31日までに応募書類を提出する必要があります。最終選考に残った20名のうち、5名に現金100万円を、15名に10万円のクーポンが贈られます。このクーポンは、エディテージのサービスで利用することができます。エディテージ助成金プログラムおよび助成金応募申請に関する詳細は、こちらをご参照ください。

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この記事を書いた人

エディテージはカクタス・コミュニケーションズが運営するサービスブランドです。学術論文校正・校閲、学術翻訳、論文投稿支援、テープ起こし・ナレーションといった全方位的な出版支援ソリューションを提供しています。

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