~応募開始記念イベント「研究資金獲得の秘訣:エディテージ・グラント受賞者が語るグラント獲得への道」の開催も決定~
科学コミュニケーションおよびテクノロジー分野で世界をリードするカクタス・コミュニケーションズは、日本の若手研究者を支援する助成金プログラム「エディテージ・グラント 2025」(Editage Grant 2025)への応募を本日より開始したことを発表しました。

「エディテージ・グラント」は、自身の研究によって社会にインパクトを与えたいと願う若手研究者に、経済的支援、メンターシップ、キャリアガイドを提供することを目的としています。
若手研究者がキャリアを形成する過程には様々な困難がありますが、その過程において周囲のサポートを十分に受けられないことも稀にあります。当社では本支援プログラムを通じて、将来性のある研究者が複雑な研究環境に対応しながら自立し、リーダーシップを発揮できるようになることを目標としています。
今年のプログラムでは、研究活動に関わるすべての費用に充当できる助成金として100万円が5名の受賞者に、その中から最優秀賞者には追加で100万円が授与されます。さらに今回は、アカデミスト株式会社および株式会社エマージングテクノロジーズの2社からの協賛により、「アカデミスト賞25万円」、「博士情報エンジン賞25万円」が新たに追加され、20名に総額800万円が贈呈されます。なお、各賞は応募書類審査を通過し、次点に選ばれた15名の中から選ばれます。 この費用は論文執筆に限らず、調査や学会出席のための渡航費、物品の購入などの用途を問わず利用していただけます。
応募開始記念オンラインイベント『研究資金獲得の秘訣:エディテージ・グラント受賞者が語るグラント獲得への道』を開催

応募開始記念イベントを以下のとおり開催いたします。
■テーマ:『研究資金獲得の秘訣:エディテージ・グラント受賞者が語るグラント獲得への道』
■概要:エディテージ・グラント2024大賞受賞者と、協賛パートナーであるアカデミスト株式会社および株式会社エマージングテクノロジーズの代表2名をお迎えし、研究助成金獲得への効果的なアプローチや、採択されるためのポイントなどを実体験や独自の視点を基にお伝えします。
■日時:2025/4/17(木)18:00-19:00
■参加方法:下記のイベントHPより事前登録
■参加費:無料
■対象:研究助成金の獲得に関心のある若手研究者
「エディテージ・グラント 2025」支援内容
- 大賞受賞者5名に100万円を贈呈。また、5名中最優秀賞1名にはさらに100万円(合計200万円)を贈呈。
- 次点15名に現金5万円+5万円分のサービス券(合計10万円相当)を贈呈。
- 次点15名の中から2名に「アカデミスト賞」「博士情報エンジン賞」として25万円を贈呈。
- 入賞者20名全員にエディテージの提供するPaperpalへのアクセス(1年間)を贈呈。
- 一次選考を通過した全員にエディテージ割引クーポンを贈呈。
助成対象者
以下の全ての条件を満たす方が対象となります。
- 年齢:2025年4月1日の段階で満年齢が22歳以上39歳以下であること。
- 経験:修士号またはそれに相当する高等研究課程を修了していること。
- 研究活動:応募書類およびエッセイに記載された研究活動は、過去3年以内に実施・管理されたものであること。
※これまでに論文を投稿していない方や、資金援助を受けていない方、または2025年4月1日までの過去365日間に資金援助を受ける予定のない方が優先されます。
審査スケジュール
- 応募開始: 2025年4月1日00時01分から
- 応募締切: 2025年6月30日20時59分まで
- インタビュー: 2025年8月中 (予定)
- 最終結果通知: 2025年9月中 (予定)
- 授賞式およびイベント: 2025年10月3日 (予定)
選考について
- 応募書類:以下の二段階で審査されます。
1.応募書類審査 20名選考
2.選考委員会による審査 10名選考
※選考結果はEメールにて通知されます。
- エッセイ:構成や明瞭さ、学術的な意義といった一連の基準にわたって評価します。
- インタビュー・プレゼンテーション:選考委員会による審査によって選ばれた10名の方にはインタビューを行い、その後、プレゼンテーションを行っていただきます。
エッセイについて
- エッセイに記載された研究活動は過去3年の間に応募者自身が実施・管理したものであること。
- エッセイの長さは日本語は4,000字程度、英文は2,000単語までで、指定された項目の順番で書かれたものでなければいけない。
- エッセイは、以下の項目を順番に含めること。それぞれの項目に字数制限は無いものとする。
- どのような問題、課題に取り組んでいるか。またその問題、課題は社会においてどのような意味を持つのか。
- この問題、課題を解決しようとする動機は何か。また、それを実現できると信じている理由は何か。
- これまでどのようなことをしてきたのか。また、今後5年~10年で達成できる目標。
- 100万円の助成金があなたの目標達成に向けてどのように役立つか。
結果発表・受賞者の決定について
- 最終的な受賞者は選考委員会によって決定の上、個別に通知予定です。
- 受賞者の方々のため、2025年10月に都内で授賞式を予定しています。
※グラント関連の発表に際し、受賞者の名前とご所属は公表されますのであらかじめご了承ください。
選考委員会について(順不同・敬称略)
- 湯浅 誠(カクタス・コミュニケーションズ代表取締役 兼 リサーチソリューションズ事業 Chief Growth Officer (CGO))
- 隠岐 さや香(東京大学 大学院教育学研究科 総合教育科学専攻(基礎教育学コース)教授)
- 岸村 顕広(九州大学 大学院工学研究院 応用化学部門 准教授)
- 早野 元詞(慶應義塾大学医学部整形外科学教室 特任講師)
- 原山 優子(東北大学大学院工学研究科名誉教授、ISCフェロー)
エディテージについて (https://www.editage.jp/)
エディテージは、科学コミュニケーションズ&テクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズのブランドです。2002年に創業し、英文校正、翻訳、文字起こし、出版支援サービスやAIプロダクトを通じて、2,000を超える分野において300万人以上の研究者が学術誌に研究論文を発表する支援を行い、出版された論文はおよそ200万件に及びます。
カクタス・コミュニケーションズ株式会社について(https://cactusglobal.com/jp/)
カクタス・コミュニケーションズは、2002年に設立された科学コミュニケーションとテクノロジーの会社です。研究への資金調達、論文の出版、科学コミュニケーション、発見がより良くなるようなAI製品とソリューションを専門としています。同社の主力ブランドであるエディテージは、専門家によるエキスパートサービスと、Mind the Graph、Paperpal、R Discoveryなどの最先端のAI製品を含む、包括的な研究者向けソリューションを提供しています。また、カクタスはCactus Life Sciencesブランドの下で医療コミュニケーションもてがけています。現在は東京、プリンストン、ロンドン、オーフス、シンガポール、北京、上海、ソウル、ムンバイにオフィスを構え、3,000人以上の専門家を擁するグローバル企業です。また、職場におけるベストプラクティスのパイオニアとしてここ数年常に「働きがいのある会社」にランクされています。
- カクタス・コミュニケーションズ: https://cactusglobal.com/jp
- エディテージ: https://www.editage.jp
- Paperpal: https://paperpal.com/ja
- Mind the Graph: https://mindthegraph.com/science-figures/jp
- R Discovery: https://www.editage.jp/r-discovery
- Cactus Life Sciences: https://www.cactuslifesciences.com
- CACTUS Labs: https://www.cactuslabs.io