2003年3月15、16日に国立民族学博物館にて開催された「日本におけるリサーチ・ライティング ―文化的、個人的、実践的な視点から ― 」に関する会議に参加しました。

弊社のディレクターであるAbhishek Goelが2003年3月15、16日に国立民族学博物館にて開催された「日本におけるリサーチ・ライティング―文化的、個人的、実践的な視点から―」に関する会議に参加しました。参加者は出版、編集、翻訳、言語サービス業界のほか、大学院生、研究者などのリサーチ・ライティングに深く関わる方々でした。学生、研究者、出版業者そして語学サービス関係者が一同に集まり研究論文の作成について広く討論するという試みは、恐らくこの会議が日本初であると思います。

会議の主要な目的は、研究成果を伝えるための最も重要な手段である研究論文の作成について焦点を当てることでした。この明らかな問題は日本における研究の向上を目指す議論の中でなおざりにされてきたように思われます。日本政府は公開済みの研究成果の収集と普及システムの改善に対して注目してきましたが、政策報告書の中に研究論文の作成の質に対する注目がされている形跡は見られません。恐らく政策担当者の方は、質の高い研究であれば自ずと良質な文章が出来上がると考えているかもしれません。しかし、学術論文の良し悪しを知り尽くしている方には、良質な文章であれば非常に難しくわかりにくい研究テーマであっても楽しんで読むことができますし、反対にいかに優れた研究内容であっても文章の質いかんによって理解不能なものとなってしまうことは明白です。

以下に弊社のAbhishek Goelが発表した内容の一部を掲載いたしましたのでご覧ください。なお、発表内容を全てご覧になりたい方はこちらからダウンロードしてください。
In March 2003, as founder and current director of business development, I represented my company, Editage, at the Conference on Research Writing in Japan. To provide a holistic view of the practice of editing, I invited one of our editors, Shreya Baliga, to write the first two sections, offering insights into the nitty-gritty of editing. The third section covers my personal perspective based on the experience of establishing Editage. Together, we offer a broad view of the art and business of editing.

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この会議全体の報告書は、国立民族学博物館が発行している Senri Ethnological ReportsのNo.49です。購読をご希望の方は国立民族学博物館またはResearch Cooperativeに直接ご連絡ください。

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