主なポイント
- 主要なジャーナルおよび出版社のほとんどは、AIを著者とすることを認めていません。Elsevier、Wiley、Springer Nature、Taylor & Francis、Sage、IEEE、JAMA Network、NEJM Group、The Lancet Group、AAAS(Science)はいずれも、説明責任は著者として記載された人間が負うことを求めています。
- Sage、Springer Nature、Elsevierは、基本的な言語校正を開示の対象外としています。IEEEはその場合でも開示を推奨しており、Scienceは原稿内だけでなくカバーレターにもAIの使用を記載することを求めています。
- Elsevier、Taylor & Francis、Springer Natureは、査読者が原稿を生成AIツールにアップロードすることを禁止しており、The Lancetは査読者に対し、科学的評価にAIを一切使用しないよう求めています。
- 検証は依然として著者の仕事です。どのポリシーも、AIの支援がどれほど関与していたとしても、正確性、参考文献、画像についての責任は名前の記載された人間にあるとしています。
主要9出版社にみる学術出版におけるAI活用状況の全体像
生成AIツールは、それを規制するルールが整うよりも速く研究のワークフローに入り込みました。その結果、原則はおおむね似ていても、要件は実質的に異なるという、パッチワークのように現状はなっています。この記事では、複数の大手出版社およびジャーナルが現在公表している方針を比較します。
誰が、どのレベルでルールを定めているのか
ポリシーは3つのレベルで運用されており、1件の投稿にその3つすべてが適用される可能性があります。
- 出版社レベル: Elsevier、Springer Nature、Wiley、Taylor & Francis、Sage、IEEEは、数百誌を対象とするグループ全体のポリシーを公表しています。
- ジャーナルレベル: JAMA、NEJM、The Lancet、Scienceは、独自の編集方針と投稿規定を設けています。
- 論文の種別レベル: JAMAは特定のフォーマットにおけるAIによる執筆を制限しているため、同じジャーナルへの2件の投稿でも異なるルールが適用されることがあります。
すべてのポリシーが答えている3つの問い
表現に違いはあっても、各ポリシーは以下の点に焦点を当てています。
- AIは著者になれるか?- 例外なく「いいえ」です。オーサーシップには、人間にしか担えない説明責任が求められるためです。
- 何を、どこで開示しなければならないか?-ジャーナルや出版社の間で最も違いが大きいのがこの点であり、特に英文校正などの言語編集について顕著です。
- 完全に禁止されていることは何か?-データの生成、研究画像の操作、査読中に機密扱いの原稿を無料の公開AIツールにアップロードすることです。
出版社レベルのルールが最終的な決まりではない理由
Taylor & Francisは、同社のジャーナルの中には言語の改善以外の目的での生成AIの使用を認めていない場合もあると明言しており、投稿前にジャーナルのホームページにある投稿ガイドラインを確認するよう著者に勧めています。
Elsevierも同様の指摘をしており、AI使用の範囲はジャーナルによって異なるため、質問は個別のジャーナルに問い合わせるよう案内しています。一方Sageは、生成AIが開示なく不適切に使用されていた場合、出版プロセスのどの段階でも投稿をリジェクトできる編集上の裁量権を留保しています。Wileyも、使用するAIツールがAIの出力に対する所有権を主張したり、著作権に支障を及ぼしたりしないことを確認するよう、著者に注意を促しています。
ジャーナルのAIガイドラインの比較一覧
| 出版社またはジャーナル | 言語校正は開示の対象外か? | 主な開示箇所 | 査読者は原稿をアップロードしてよいか? |
| Elsevier | 基本的な文法、スペル、句読点については対象外。実質的な再構成については対象外ではない | 投稿時に別途提出するAI使用申告書。論文とともに公開される | 不可 |
| Wiley | 変更が単純な文法および句読点の修正のみであれば対象外 | ドラフト作成、実質的な言語校正、または翻訳にAIを使用した場合は、謝辞で開示しなければならない 研究デザイン、データの収集と分析、または文献の検索や統合にAIを使用した場合は、方法セクションで開示しなければならない | 不可 |
| Springer Nature | 定義されたAI支援によるコピーエディティングについては対象外 | 序論または謝辞。モデルの使用については方法セクション | 不可 |
| Taylor & Francis | 対象外ではない。具体的なAI使用開示文が必要 | 論文内の記載 | 不可 |
| Sage | 対象外。支援的ツールは開示不要 | 方法セクションまたは謝辞 | 不可。不適切な使用として挙げられている |
| IEEE | 概ねポリシーの対象外だが、開示が推奨される | 謝辞セクション | 著者向けガイドラインでは言及なし |
| Science | 編集・校正サービスの利用は謝辞で開示すべきとされる | カバーレターに加え、方法セクションまたは謝辞 | 当該ポリシーページでは言及なし |
| NEJM | AI支援技術については投稿時に開示が必要 | カバーレターおよび投稿原稿 | 当該ポリシーページでは言及なし |
| The Lancet | 著者は投稿時にAIツールの使用を申告するよう求められる | 投稿時の申告 | 査読者は科学的査読にAIを使用しないよう求められる |
| JAMA | 投稿規定のAIに関するセクションに従う | 投稿規定の指示に従う | 投稿規定では言及なし |
ジャーナルのAIガイドラインが実際に対象としているツールとタスク
ポリシーがツールを名指しで列挙することはほとんどありません。記述されているのはタスクです。以下のタスクカテゴリーに、ご自身のワークフローを照らし合わせてみてください。
- アイデアの創出と探索: Taylor & Francisが明示的に認めています。
- 文献の検索、統合、分類: Taylor & Francisが認めています。Sageは、文献レビューの支援および参考文献の作成について開示を求めています。Wileyは、AIを従来のデータベース検索の代替ではなく補完的なツールとして使用することを推奨しており、著者向けに詳細なワークフローを公開しています。
- 翻訳: Taylor & Francisが支持しています。Sageは、翻訳が研究プロセスの一部を成す場合に開示を求めています。
- コーディング支援: Taylor & FrancisとWileyが支持しています。Sageは、AIがコードを作成、改良、またはエラーチェックした場合に開示を求めています。
- データ可視化の支援: Sageは開示を求めていますが、Taylor & Francisは研究データの可視化については認めています。Wileyは、AIを(生成または編集に)使用できる画像の種類と、一切使用できない画像の種類を具体的に列挙しています。
- 言語と読みやすさ: SageとSpringer Natureでは開示の対象外、ElsevierとWileyでは基本的なレベルに限り対象外、Taylor & Francisでは開示文が必要です。
- アクセシビリティツール: Elsevierは、アクセシビリティのみを目的として使用される、障害に関連した専門的な支援技術については開示を求めていません。
著者がジャーナル・出版社のAIガイドラインを読む際によくある誤解
- 出版社のポリシーがジャーナルのポリシーよりも優先すると思い込む。 Taylor & FrancisとElsevierはいずれも、個々のジャーナルの投稿規定に委ねています。Wileyは、担当する論文におけるAIの使用が適切かどうかを判断する最終的な権限をジャーナルの編集者に与えています。
- 文章の再構成を校正として扱う。 文法上の誤り(冠詞の使い方、主語と動詞の一致など)や句読点の誤り(カンマ、アポストロフィ、セミコロン、コロンなど)の修正は、小さなものに見えます。AIツールが文章を再構成したり、テキストを移動させたりしているのであれば、それは校正ではなく実質的な編集であり、編集にAIを使用したことを、出力をどのように確認したかと併せて開示しておくほうが無難です。
- カバーレターへの記載を忘れる。 ScienceとNEJMはいずれも、原稿内だけでなくカバーレターでもAIの使用を明示することを求めています。
- 論文種別を見落とす。 JAMAは、意見記事、Letter to the Editor、エッセイ、詩について、AI、大規模言語モデル、チャットボットによる執筆を認めていません。
- バージョン番号の記載漏れ。 Taylor & Francisは、ツールの正式名称とバージョン番号を求めています。Scienceは、ツール、そのバージョン、およびプロンプトの全文を求めています。
- 利用規約を無視する。 Elsevierは、ツールが入力内容に対する学習利用の権利を主張しておらず、出力のその後の出版を制限していないことを確認するよう著者に求めています。
AIの帰属表示、引用、およびオーサーシップの問題
帰属表示(attribution)とオーサーシップは別個の概念であり、両者を混同するのはよくある誤りです。ツールによる貢献について適切に明示することは求められますが、ツールを著者として記載することは、あらゆる場面で禁止されています。
AIの帰属表示がオーサーシップを意味しない理由
出版社は拒否の根拠として、能力ではなく説明責任に置いています。オーサーシップには、ツールには果たすことのできない義務が伴います。
- Elsevier: 各共著者は、正確性や公正性に関する疑義を調査し解決することについて説明責任を負い、最終版を承認でき、かつ提出に同意しなければなりません。
- Taylor & Francis: オーサーシップには、著作権およびライセンスの管理に加え、出版契約を通じて出版に同意すること、および研究成果の公正性について契約上の保証を与えることが求められます。
- Springer Nature: 大規模言語モデルは、研究成果に対する説明責任を負うことができないため、同社のオーサーシップ基準を満たしません。
- Science: AI支援技術は同誌のオーサーシップ基準を満たさず、著者または共著者として記載することはできません。
- The Lancet: オーサーシップは、人間にのみ帰属させることができ、人間にのみ遂行できる責任と任務を伴います。
参考文献リストとキャプションにおけるAIの帰属表示
引用の実務について最も明確なルールを定めているのはSageです。著者は、参考文献において生成AIツールを一次資料として引用するのではなく、原典を引用すべきとされています。ツールが画像や可視化資料を作成した場合には、ツールを引用することが適切な場合もありますが、それらはオリジナルの成果物そのものではなく、研究成果を表現するための貢献として扱われます。
Scienceはさらに踏み込み、同誌のコンテンツで引用される資料は、AIツールが著者または共著者となっているものであってはならないとしています。Elsevierは、AIを著者として引用してはならないと明記しています。
画像について、Elsevierは各画像のキャプションでの開示を求めており、具体的なツール名、バージョン、および使用方法を記載する必要があります。Springer Natureは、使用が認められたAI生成画像にはAI生成であることを明確に表示すること、また既存の画像の操作、合成、または補正に非生成型の機械学習を使用した場合は該当するキャプションで開示することを求めています。
AIが支援したコード、データの可視化、翻訳
- コード: Sageは、AIが生成したソフトウェアやコードを追加の研究の実施に使用した場合、およびAIの支援によりコードを改良またはエラーチェックした場合に開示を求めています。
- データの可視化: Elsevierは、モデルまたはツールの名称、バージョン、開発者または製造元を、再現可能な分析手法または統計手法とともに方法セクションに記載することを求めています。
- 翻訳: Sageは、資料の翻訳が研究プロセスの一部を成していた場合に開示を求めています。Taylor & Francisは、同社が支持する責任ある使用の一つとして翻訳を挙げています。
- 第三者への帰属表示: Elsevierは、著者がAIツール自体の利用ポリシーに従い、ツールが求める場合には適切な帰属表示を確実に行うことを求めています。
- 既存のアートワーク: Elsevierは、画像が既存のアートワークやグラフィックに基づく場合、適切な帰属表示と権利者の許諾を求めており、実在の人物、ブランド、または識別可能な製品に似せた画像の生成を禁止しています。
AIと査読:認められる使用と厳格な制限
出版社が現在も認めている査読でのAI支援
| 出版社またはジャーナル | 査読者に認められる使用 | 査読者に禁止される使用 |
| Elsevier | プライベートなツールを使用し、開示したうえでの、査読レポートの言語および構成の改善、ならびに背景となる文献の検索 | 投稿原稿またはその一部をAIツールにアップロードすること |
| Wiley | 構成、トーン、明瞭さの改善、または査読コメントの翻訳。加えて、査読中の原稿の具体的な内容を共有することなく、方法論や統計解析に関する一般的な情報を求めること | 査読対象の原稿に含まれる重要な情報をAIに入力・共有すること |
| Taylor & Francis | 査読の文章の改善の支援 | AIで査読レポートを生成すること、および未発表の原稿、ファイル、画像、情報をアップロードすること |
| Springer Nature | ツールが評価を支援した場合に、査読レポートにおいてAIの支援を透明性をもって申告すること | 原稿を生成AIツールにアップロードすること |
| Sage | 査読者が内容に対する責任を負い続けることを条件に、レポートの執筆および書式調整に生成AIを利用すること | 原稿をツールにアップロードまたはコピー&ペーストすること、および不適切に査読レポートを生成すること |
| The Lancet | 明記なし | 原稿の科学的査読を支援するためにAIまたはAI支援技術を使用すること |
Sageはこれに伴う措置も定めています。査読レポートの作成に生成AIを不適切に使用した査読者は、今後査読を依頼されることはなく、その査読は最終的な判定に考慮されません。
査読でのAI使用を律する守秘義務のルール
Elsevierは、その理由を2つの部分に分けて説明しています。原稿をアップロードすることは著者の機密保持および財産的権利を侵害する可能性があり、また論文に個人を特定できる情報が含まれている場合は、データプライバシーの権利を侵害する可能性があります。
Taylor & Francisは同じリスクを権利者の問題として位置づけ、遵守しなかった場合は知的財産権を侵害する可能性があると警告しています。Springer Natureはさらに、原稿には査読プロセスの外部と共有すべきでない機微な情報や専有情報が含まれている可能性があると付け加えています。
認められている支援的な使用について、Elsevierが示している判断基準は「プライベートなツールかどうか」です。プライバシーポリシーと利用規約を読んで、データの保持およびモデルの学習に関する記述を確認し、有料版、エンタープライズ版、またはローカル環境で稼働する版を優先すること。そのうえで、保護が適用されると思い込むのではなく、実際に確認することが求められます。
編集者、採否通知、および査読でのAI使用における公正性
- Sageは、編集者が生成AIを使用して採否通知(decision letter)や未発表研究の要約を作成することを禁止しており、守秘義務の違反があった場合に措置を講じる権利を留保しています。
- Elsevierは、編集者がプライベートなAIツールを使用することを、採否通知の言語の改善といった支援的な用途に限って認めており、原稿のアップロードは禁止しています。
- Taylor & Francisは、すでに承認を受けている場合を除き、生成AIツールを使用する前に出版社の担当者に確認するよう編集者に指示しています。
- Springer Natureは、編集上の評価および査読による評価が人間によって行われ、検証されることを求めています。
- NEJMは、すべてのコンテンツは人間の編集者によって審査され、何を掲載するかに関する編集上の決定はすべて人間の編集者が行うとしています。
Elsevierはまた、出版側における自社のAI利用についても開示しています。その内容は、適切な査読者の特定、投稿内容とジャーナルの対象範囲との照合、重複投稿の検出、技術的チェックおよび研究公正に関するチェックの実施、採択後の校正刷りの準備とコピーエディティングの支援です。
学術出版におけるAIの今後
出版社側のAI利用と「人間の関与」へのコミットメント
出版社は、自らが規制しているのと同じ技術を導入しており、それと併せて人間による監督を明確に約束しています。
- Springer Natureは、要点、編集要約、用語集の用語、平易な言葉による要約といった付随的なコンテンツに社内ツールを使用することがありますが、必ず編集とファクトチェックが行われ、実質的な使用については論文または章ごとに明示されます。
- Elsevierは、査読者の特定、重複の検出、技術的チェックおよび公正性のチェック、採択後の制作工程にAIを適用しており、これらはバイアス評価およびデータプライバシーの要件に従います。
- NEJM Groupは、編集ワークフローおよび読者向けの機能においてAIを選択的に使用していますが、AIは臨床判断を支援するものであって、決してそれに取って代わるものではないとしています。
- Springer Natureは、自社の取り組みを3つの問いに照らして検証しています。研究コミュニティの利益になるか、人間が関与しているか、そして公平性、透明性、説明責任、尊重の原則を満たしているか、です。
- Wileyは、原稿と適切な査読者とのマッチングにAI技術を使用しており、画像の不正操作や盗用といった倫理違反の検出にも使用しています。ただし後者については、原稿に関する何らかの判断を下す前に、人間の編集者がAIの出力を確認します。Wileyはまた、原稿の分析を支援し、査読コメントの質を向上させるためのAIツールの活用を検討していることも示していますが、現時点でこれらについて確約はしていません。
投稿のたびに再確認すべきこと
これらのポリシーに改訂日が記載されているのには理由があります。Elsevierのジャーナルポリシーには2026年6月の更新が記されており、Springer Natureは、同社のAI Ethics and Policy Forumsが規制、技術、コミュニティの動向を注視し、それに応じてポリシーを改訂するとしています。
- 投稿先の出版社で、言語校正に関する開示の基準が変わっていないか。
- 求められる記載箇所、特にカバーレター、方法セクション、謝辞の間での使い分けが変更されていないか。
- Springer Natureが自社の立場を未解決の著作権問題と結びつけていることを踏まえ、画像に関するルールが緩和または厳格化されていないか。
- ジャーナルが、出版社のポリシーよりも厳しい指示を出していないか。
よくある質問
査読レポートの作成にAIを使用できますか?
概ねできません。Taylor & Francisは、査読の文章についてAIの助けを借りることは認めつつ、AIツールを使用して査読レポートを生成することを禁止しています。The Lancetは査読者に対し、原稿の科学的査読を支援するためにAIを一切使用しないよう求めています。Elsevierは、プライベートなツールを使用し、開示したうえでの、言語や構成の改善といった支援的な使用のみを認めています。Sageは、レポートの執筆と書式調整における支援は認めていますが、査読そのものをAIに行わせることは不適切な使用として扱っています。Wileyは構成やトーンに関するAIの支援を認めていますが、査読者が原稿の重要な情報をAIツールに開示することは認められていません。
ジャーナルへの投稿でAIの使用を開示しなかった場合、どうなりますか?
Sageは、生成AIが開示なく不適切に使用されたことを編集者が知った場合、出版プロセスのどの段階でも投稿を却下する権利を留保しています。出版済みの論文については、Sageとジャーナルの編集者が、COPEのガイダンスおよび同社の訂正・撤回ポリシーに基づいて共同で調査を行います。Taylor & Francisは、著者の中核的な責任をAIに置き換えた投稿は編集上の調査の対象となる可能性があるとしています。
AIが生成した画像や図を科学論文に使用できますか?
認められることはまれであり、研究データについては決して認められません。Springer Natureは生成AIによる画像を原則として認めておらず、AI生成であることを表示しなければならない限定的な例外のみを認めています。Scienceは編集者の明示的な許可を必要としています。Elsevierは、フローチャートや模式図といった説明用の画像について、キャプションでの開示を条件にAIの支援を認めていますが、主要な研究画像およびグラフィカルアブストラクトへの使用は禁じています。Taylor & Francisは概念的なイラストを認める一方、研究および臨床検査の成果物におけるAIの使用を禁止しています。
同じ出版社のジャーナルでも、AIポリシーは異なりますか?
はい。Taylor & Francisは、同社のジャーナルの中には言語の改善を超える生成AIの使用を認めていないものもあるとし、ジャーナルのホームページにある投稿規定を確認するよう著者に案内しています。Elsevierは、AI使用の範囲はジャーナルによって異なるとし、ジャーナルに直接問い合わせるよう著者に呼びかけています。JAMAは、特定の論文種別についてAIによる執筆を制限することで、さらにもう一段階のルールを加えています。Wileyは、個々のジャーナルがAIの使用について独自の制限を課すこと、およびAIが使用された箇所の削除や書き直しを著者に求めることを認めています。

